週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

fidataより“1ケタ安い”オーディオNAS

「fidata」のノウハウを投入したオーディオ向けNASが登場

2018年01月24日 17時00分更新

 アイ・オー・データ機器は1月24日、オーディオ用NAS『Soundgenic』を発表した。発売は2月中旬で、価格は「HDL-RA2HF」(HDDモデル)が3万5000円前後、「RAHF-S1」(SSDモデル)が8万3000円前後。

 『fidata』シリーズのノウハウを投入し、より幅広いユーザー向けに設計したというオーディオ用NAS。2TB HDDまたは1TB SSDを搭載し、SSDモデルはオーディオ専門店向けとする。なお、いずれも基本設計は同じだという。

 静音設計のシャーシで、内部には1.2mm厚の板金を採用し、シャーシ全体で熱を発散させることによりファンレスで駆動する。底面には半球状のゴム足を装備しており、接地面積を減らして外部からの振動の影響を抑えるという。外装ははヘアライン仕上げ。

 本体にはカスタマイズされたTwonky Server 8を搭載。音源はPCからネットワーク接続での保存のほか、光学ドライブをUSBで接続して、PCレスでのCDリッピングが可能。USBメモリなどからの取り込みにも対応する。

 また、インターネットに接続しておくと、Gracenote Music IDによる楽曲情報/アートワークを自動取得。さらに楽曲データ比較データベース「AccurateRip」と連携して取り込んだ音源をビットパーフェクト判定し、判定NGの場合は、自動的にリッピング条件を変更してリトライするという。「e-onkyo music」との連携による、購入楽曲の自動ダウンロード機能も搭載する。

 ネットワークプレーヤーとは、DLNAからのアクセスとUSB接続に対応。USBスピーカーを接続すると、DACレスでの音源再生も可能。背面にはUSBを2ポート装備しており、外部USBディスクを別途用意すると、音源データの自動バックアップが可能。コントロールアプリはOpen HomeモードとDMRモードに対応する。

 対応ファイル形式はwav、mp3、wma、m4a、m4b、ogg、flac、aac、mp2、ac3、mpa、aif、aiff、dff、dsf。PCM音源は最大で768kHz/32bitまで。DSD音源は最大11.2MHzまでで、DoPによるネイティブ伝送に対応。サイズは幅168×奥行き134×高さ43mm、重量はおよそ1.2kg。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう