独自プラットフォーム展開含め、毛色の違った韓国2大メーカー製品
LGエレクトロニクスもスマートスピーカーを発売する。
LGについてはこの後で触れるが、CESのタイミングで独自のAIプラットフォーム「LG ThinQ(シンキュー)」の立ち上げを宣言した。
3年ほど以前からインターネット対応のスマート家電を「SmartThinQ」というプラットフォームにつないで、スマホアプリからコントロールできる機能をアピールしてきた同社だが、いよいよ独自のディープラーニングエンジンやボイスアシスタントを乗せて“考える家電”への進化を加速させる。
自前のAIプラットフォームを搭載するスマートスピーカーは既に韓国や欧州で発売しているのだが、今回のCESではさらにグーグルとのパートナーシップを強化していく方針も示し、Google アシスタント搭載のスマートスピーカー「WK7」を発表した。
LG独自のThinQとハイブリッドで対応する。特徴はスピーカーの設計や音質のチューニングを英メリディアン・オーディオが担当していることだ。
ヘッドホン・イヤホンもAIアシスタント対応が加速する
ヘッドホン、イヤホンにもAIアシスタントを搭載する製品が数多く発表されたことは先のレポートを参考にして欲しい。日本でいち早く試せるようになる製品はおそらく2月中旬発売予定の「Jabra Elite 65t」になるだろう。AlexaとGoogle アシスタントにハイブリッドで対応した完全ワイヤレスイヤホンだ。
ソニーも昨年発売の1000Xシリーズの3機種がソフトウェアアップデートでGoogle アシスタント対応になる予定。対応機種は「WM-1000XM2」「WI-1000X」と「WF-1000X」のほか、h.earシリーズの「WH-H900N」だ。国内での対応については正式なアナウンスを待ちたい。
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