ローランドは1月8日、BOSSブランドから完全ワイヤレス設計のギターアンプ「KATANA-AIR」を発表した。価格は4万3000円前後で、発売は4月を予定している。
スマホやタブレットにBluetoothで接続できることに加えて、独自技術によるギターとのワイヤレス接続が可能。電源接続に加えて電池駆動にも対応しており、同社は「世界初の完全ワイヤレス・ギターアンプ」としている。
ワイヤレス・トランスミッター(送信機)はギター専用に設計されており、信号送受信時における「音の遅れ」の少ないワイヤレス・システムを採用。ケーブルなしのフリースタイルで演奏できるという。トランスミッターとアンプ本体の無線接続には「オート・ワイヤレス・コネクション」機能を搭載。ドックに挿すだけで自動的にワイヤレス接続が完了し、チャンネルの設定などは不要としている。
また、トランスミッターは本体のドックに挿しこむと充電を開始。1回の充電でおよそ12時間のワイヤレス接続が可能としている。ギターを演奏しない時は自動的にスタンバイ状態に切り替わり、ギターを弾く時にはトランスミッターのセンサーが振動を感知してワイヤレス接続を再開するという。
本体には6種類の音色がプリセットされ、ツマミ操作で「ゲイン」「ボリューム」「マスター」に加えて3バンドでのサウンドの調整が可能。さらにスマホやタブレットで50種類以上のエフェクト群が使える専用アプリも用意。セッティングはアンプ本体に6種類まで記憶させることができるほか、オンラインで様々なサウンドプリセットをダウンロードできるとしている。アンプの最大出力は30W、バッテリー使用時は最大20Wでの駆動となる。
サイズは幅350×奥行き144×高さ181mm、重量はおよそ2.2g。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります