©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
Cerevoが9日、アニメ「ソードアート・オンライン(SAO)」に登場する片手剣を1/1スケールで再現した「1/1 エリュシデータ(ELUCIDATOR)」を米家電見本市CESで発表した。夏発売で、価格は6~9万円前後。
刀身には2000個以上のLEDと6軸センサー(加速度・角速度)を搭載。剣の動きに合わせて刀身が光を放ち、効果音がスピーカーから鳴り響く。LEDは複数の点灯ドライバーで独立制御。鍔から刃先に光が流れるような演出も可能という。
音声認識機能も搭載。「スターバースト・ストリーム」と作中のソードスキル名を発声すると、声に合わせて光り、効果音が響き渡る。効果音が動きに合わせて発せられ、最後の動きとともに敵が四散する効果音へとつながるという。
スマートフォンと接続することで、LEDの色、明るさ、音量などの細かい設定もできる。効果音をスマートフォンに飛ばし、外部スピーカー経由で鳴らすこともできる。対応OSはiOS/Android。本体サイズは幅170×奥行き47×高さ1125mm。重量は約1.1kg。通信方式はIEEE 802.11a/b/g/n/ac。電源はリチウムイオンバッテリーで約1.5時間(利用状況によって変動)。
1/1 エリュシデータは、さまざまなアニメ・映画作品に登場する剣をデジタルおもちゃとして再現できるプラットフォーム「BLADEM(connected BLAde Development and Evalution Module)」第1弾製品という位置づけ。
Cerevoはアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する携帯型心理診断鎮圧執行システム「ドミネーター」電動フル可動モデルを開発・発売した、どうかしている企業。今年のCESでは1/1 エリュシデータのほか、NFC対応のスマートフォンをかざしてキャッシュレス決済できるポータブル自動販売機「Qvie」(3~4万円程度)なども発表している。
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