使い勝手やスペックも最新モデルと遜色ない
「VAIO Pro PB」の特徴は、13.3インチディスプレーを搭載しながら、重量は約1.09kgと軽量。デザインは現行のVAIO Proシリーズと遜色はない。ディスプレーを開くとキーボード面がチルトアップする機構を備えており、キータッチもしやすい。静音性も高く、キートップはテカりにくいフッ素入りUV硬化塗装を施しているので、長期に使っても文字がかすれにくくなっている。
インターフェースも現行VAIO Proシリーズ相当で、アナログRGBとHDMI端子を備え、Gigabit Ethernet端子やUSB 3.0×3、SDメモリーカードスロットを搭載。タッチパッド部も独立した2ボタンを備えているので、操作しやすくなっている。
セキュリティー面では、冒頭でも書いたとおり暗号化SSDを選択できるほか、セキュリティーチップ(TPM)も選択でき、SSDの暗号化をサポート。セキュリティーロック・スロットは備わっていないが、キッティングにより備えた例もあるという。
パソコンの性能は年々進化している。4~5年も経てばその処理速度はかなり違うため、オフィスソフトでさえ体感的にその差を感じるだろう。処理に数10秒、数分かかっていたものが、すぐに終わるとなれば生産性の向上につながり、時短や効率化につながる。
定期的なパソコンの買い換えは重要だが、OSはどうしてもWindows 7のままにしたいという場合は、「VAIO Pro PB」は最良の選択肢といえる。将来を見据えたスペックを選択すれば、Windows 10へのスムーズな移行ができるはずだ。
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