Windows 7搭載機のリリースは制限されている
このような状況下では、まだまだWindows 10に移行できないと判断する企業も多いはず。しかし、新規にマシンを導入しようとすると、Windows 7を選択できるマシンはかなり制限されている。というのも、第7世代Core プロセッサー(Kaby Lake)以降はWindows 10のみサポートするため、最新マシンはWindows 7を選択できないのだ。さらにマイクロソフトの方針もあり、インテル 第6世代 Core プロセッサー(Skylake)搭載マシンでWindowsを搭載できるものは、2017年の7月17日以降は一部に制限されている。
プラットフォーマーの方針にPCメーカーが翻弄されている形だが、需要はまだある。そこでまだ欲しがっている人がいる、Windows 7マシンを提供すべく発売したのが「VAIO Pro PB」というわけである。
実際のところ、いつまでWindows 7が使い続けられるか?
ただ、Windows 7もメインストリームサポートは2015年で終了済だ。現在は延長サポートの段階で、これも2020年1月14日には終了してしまう。Windows XPのときと同じ状況が2年後に訪れてしまうことは想像に難くない。
そこでVAIO Pro PBだ。仮にWindows 7を選択した場合でも、Windows 10へアップグレードできる権利が付随している。このため、いま新規にVAIO Pro PBを導入して、Windows 7で業務にこなしたとしても、延長サポート終了までにWindows 10へ移行するのであれば、新たにマシンを買いなおさずに済む。VAIO Pro PBはもともとWindows 10マシンとして開発されたものなので、Windows 10を動作させても安心だ。いますぐ新規マシンを導入したいけど、Windows 10は時期尚早という企業にとって、うれしい選択肢になるだろう。
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