東日本旅客鉄道(JR東日本)は12月20日、日光線にて車内アナウンスをスマホに文字配信する実証実験を行なうと発表した。
外国からの旅行客などに対し多国語アナウンスでは対応しにくいという課題を解決するサービスの検証として行なう。iOS用アプリ「放送案内アプリ」を公開し、車内アナウンスの内容を文字として配信する。言語は日本語、英語、中国語(繁体)、スペイン語に対応。アプリは無料だが、利用にあたってはインターネット接続が必要。また、Androidは非対応。
車内音声アナウンス自体は従来どおり行なわれる。実証実験の結果を元に、今後の実用性について検討するとしている。試験区間は日光線 宇都宮駅~日光駅。下り9時~16時/上り10時~17時に走行する車両のうち1編成のみで実施。試験日は2018年1月9日から2018年2月15日。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります