WHILLは12月19日、外部からの制御が可能な研究開発用途のパーソナルモビリティー「WHILL Model CR」(ウィル モデル シーアール)の予約販売開始を発表した。
WHILL Model CRは、同社の「WHILL Model C」(ウィル モデル シー)の仕様を基本とし、外部機器から入力信号を送信することで本体を制御でき、また速度、加減速値、エンコーダー情報、加速度センサー値、コントローラー入力情報、バッテリー情報などの本体情報を取得可能としている。
高齢化にともない、歩行や車移動に代替する移動手段としてパーソナルモビリティーの需要が伸びると予測されている。また、介護サービス受給者数が増大による介護従事者の確保は大きな課題であり、パーソナルモビリティー利用者のより安全で快適な移動や、介護従事者の負担低減のためのテクノロジーのニーズが高まっている。
今回のモデルは、走行時の安全性を高める自動停止機能・障害物回避機能の開発や、介護従事者や介護者の負担を低減する追従走行機能の開発、自律ロボットを研究するプラットフォームとしての利用を想定して販売する。
価格は75万円(非課税)。WHILLの電話窓口およびウェブページにて予約販売を受け付ける。出荷開始予定は2018年2月から。
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