長くて複雑なパスワードを暗記するコツ(HACK91)
パスワードは、強力なものを、しかもサービスごとに違ったものを使用するほうが良いという考え方は、既に常識となっています。
私の場合、1Password※というパスワード・マネージャーを使うことによって1000件ほどの強度の高いパスワードを複数のパソコンとスマートフォンの間で同期して管理しています。
しかし1Passwordでも最初に入力するマスターパスワードは暗記しなければいけませんし、iPhoneで時折入力を求められるiCloud パスワードのように、いくつかは暗記しておく必要があります。
そうしたときに利用できるテクニックが、棒人間コミックで有名なxkcd※で紹介されていた「無関係単語法」です。
「password」などといった当たり前の単語ではパスワードにはなりませんが、あなたにしか理解できない4 つの単語の「並び」なら、パスワードの強さを犠牲にせずに暗記することができます。
英語圏から推測が難しくなるように、日本語の単語4つをローマ字綴りで書いたものをパスワードにするという工夫も有効です。
例:
xWmXbqdskFc9i7iNjfVfskd2f7
※長くて安全、でもおぼえにくい
↓↓↓
History Camera Horse Magic
※任意の4つの単語をつなげた
↓↓↓
Raifuhakku 4 Taizen 2 Shukan
※ローマ字なども応用できる
※1Password
https://1password.com/
※xkcd
https://xkcd.com/
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります