週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

片手で操作できる最新コンパクトスマホ ベスト3

2017年12月13日 11時00分更新

メイン19.2メガ+超広角のインカメラが魅力
ソニーモバイル「Xperia XZ1 Compact

 ソニーモバイルの「Xperia XZ1 Compact」は、ドコモ取り扱いのXperiaの小型モデル。ディスプレーは4.6型HD(720×1280ピクセル)で、今となっては解像度は低め。ただし、画面解像度以外の機能面では上位モデル「Xperia XZ1」とほぼ同等で、高速処理のSoCや1920万画素カメラもしっかり搭載している。

ソニーモバイルコの「Xperia XZ1 Compact」

 横幅は65mmで、男女問わず片手持ちで操作しやすい。指紋認証センサーが右側面に搭載されており、右手で持った場合はロック解除から文字入力まで親指だけでスムーズに操作できる。

横幅は65mm、側面はやや角張っているが男女ともに片手で握れるサイズ。親指だけで文字入力できた

右側面に指紋認証センサーを搭載。右手で持って、親指で押すだけでラクにロック解除できる

 特徴として、超広角120度撮影の800万画素インカメラを搭載。一般的なスマホのインカメラと比べて、より広い風景や狭い空間でも複数の人数といっしょに撮影できる。

 アウトカメラはメモリー積層型の1920万画素カメラを搭載。人の笑顔や動物を撮る際に一瞬シャッターを押すのが遅れても、少し前の動きを自動的に記録する「先読み撮影」や、秒間960コマのスーパースロー動画の撮影などさまざまな機能を搭載している。

インカメラでの作例。左が120度超広角撮影、右が80度の通常撮影に戻した状態。超広角だと、魚眼レンズのようにかなり広い範囲を撮影できる

動きを予測にくい動物や子どもを撮影する際は「先読み撮影」により、シャッターを押す直前の状態も自動的に記録する。ベストショットの撮り逃しを防げる

 このほか、Bluetooth接続でのハイレゾ楽曲再生にも対応している。現在、ハイレゾ対応のBluetooth機器が対応するコーデックはLDACとAptX HDの2種類があり、どちらか片方のコーデックにしか対応していないヘッドフォンやオーディオ機器も多い。「Xperia XZ1 Compact」は両方のコーデックに対応。ソニー製のほか他社製のハイレゾ対応Blueoothヘッドフォンでも、対応コーデックの違いを気にせず接続して楽曲を楽しめる。

Bluetoothのハイレゾ対応コーデックのLDACとAptX HDの両方に対応。画像の「SoftBankSELECTION XHA-9000」のように、AptX HDのみ対応のオーディオアンプやヘッドフォンも問題なく接続できる

 上位モデル「Xperia XZ1」と同じ1920万画素カメラや、最新SoCのSnapdragon 835を搭載するなど、かなりの高性能モデルだ。ただし、せっかくのカメラや処理性能に対してディスプレーがHD解像度止まりなど、ややもったいない部分もある。また、取り扱いがドコモだけという点も残念だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事