さすが! 「GeForce GTX 1080 Ti」がゲーム系ベンチマークでも好成績を叩き出す
6コア/12スレッド、最大4.7GHzの「Core i7-8700K」とシングルGPU最強クラスのNVIDIA「GeForce GTX 1080 Ti」搭載ビデオカードのパフォーマンスを最大限発揮するだろうゲーミングパフォーマンスを見ていこう。
3Dベンチマークの「3DMark」、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」に加え、VRゲーミングのパフォーマンスをはかれる「VRMark」を実行した。
結果はさすがのひと言で、「3DMark」の高負荷テスト「Fire Strike Ultra」で「Overall 6815スコア」、「Graphics test 1」が「37.97fps」、「同 test 2」が「23.99fps」に。
さらに、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク」の最高品質では、1920×1080ドットが「18325スコア」の平均フレームレート「131.295fps」。4K解像度の3840×2160ドットでも「8603スコア」、平均フレームレート「57.367fps」を記録。高リフレッシュレートのゲーミング液晶との組み合わせはもちろん、徐々に増えつつある4K HDR対応のPC向け液晶ディスプレーを使った4Kゲーミングも可能なパフォーマンスを発揮している。
「VRMark」の「Blue Room」では、VR Ready PCスコアの3倍近い「3023スコア」!!
続いてはVR向けのベンチマークとなる「VRMark」を試してみたところ、テストは解像度が2264×1348ドットでOculus RiftやVIVEを想定した「Orange Room」では、FuturemarkがVR Ready PCの目安としている5000スコアの2倍以上となる「11574スコア」を記録。さらに解像度が5012×2880ドットの高負荷テスト「Blue Room」では、VR Ready PCスコアの3倍近い「3023スコア」になっている。
ちなみに、話題を集めている「Windows Mixed Reality ヘッドセット」のチェックツールを実行してみたところ、Bluetooth 4.0以外はすんなりパスした。Bluetooth 4.0対応のUSBドングルを追加するとともに、「Windows 10 Fall Creators Update」と最新のNVIDIAドライバーを適用すれば、Windows MR HMDを接続すれば、VR世界を満喫することが可能だ。
低価格が進むVR HMDやキラータイトルの登場により、VRの普及年になりそうな2018年。「MASTERPIECE i1630PA2-SP」は、VRゲーミングにも対応できるだろう。
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