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ZenFone 4 Proレビュー 3回目

ZenFone 4とZenFone 4 Proをベンチマークで比較した!

2017年12月05日 12時00分更新

ZenFone 4とZenFone 4 Proを並行ベンチマーク

 ZenFone 4/4 Proレビューの第3回はベンチマークで性能差をチェックしていこう。SoCが異なるだけあり、明瞭な差が生じているため、外観レベルで迷っているのであれば、本稿でどちらにするか参考にしてほしい。

 まずスペックは以下表の通りだ。

  ZenFone 4 ZenFone 4 Pro ZenFone 4 Selfie Pro(参考)
メーカー ASUS
予想実売価格 5万6800円 8万9800円 4万2800円
ディスプレー 5.5型液晶 5.5型有機EL 5.5型有機EL
画面解像度 1080×1920ドット1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 75.2×155.4
×7.5mm
75.6×156.9
×7.6mm
74.8×154
×6.85mm
重量 165g 175g 147g
CPU Snapdragon 660
2.2GHz
(オクタコア)
Snapdragon 835
2.45GHz
(オクタコア)
Snapdragon 625
2GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB 6GB 4GB
内蔵ストレージ 64GB 128GB 64GB
外部メモリー microSDXC(最大2TB)
OS Android 7.1.1
LTE対応バンド 1/2/3/5/7/8
/18/19/28/
/38/39/40/41
1/2/3/4/5/7/8
/12/17/18/19/20
/26/28/29/30
/38/39/40/41
1/3/5/7/8/18
/19/26/28/38/41
3G対応バンド 1/2/3/5/6/8/19 1/2/3/4/5/6/8/19 1/2/5/6/8/19
DSDS 4G+3G
CA対応 ○(3CC) ○(3CC) ○(2CC)
au VoLTE
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
カメラ画素数 リア:12+8メガ
/イン:8メガ
リア:12+16メガ
/イン:8メガ
リア:16メガ
/イン:12+5メガ
バッテリー容量 3300mAh 3600mAh 3000mAh
指紋センサー
SIM形状 nanoSIM×2 nanoSIM×2 nanoSIM×2
USB端子 Type-C Type-C microUSB
カラバリ ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト ピュアブラック、ムーンライトホワイト ネイビーブラック、クラシックレッド、サンライトゴールド

 SoCはZenFone 4がSnapdargon 660、ZenFone 4 ProがSnapdragon 835を採用しており、グレードとしてはZenFone 4 Proは2017年11月時点でのハイエンドSoCとなっている。とくにメモリーはともに6GBと多く、性能怪獣路線をキープは相変わらず。メモリーの影響はSNSやウェブブラウズ程度ではあまり体感できないのだが、複数のゲームをしつつSNSもこってりといった場合は、4GBでも厳しいことが多々あるため、重要視すべき項目だ。

 ストレージは容量に差があるほか、部材にも違いがある。ZenFone 4はeMCP 64GB、ZenFone 4 ProはUFS 2.1 128GB。eMCPはeMMCをベースにLP DDR DRAMと統合されたもので、UFS 2.1はハイスペック端末の多くが採用するもので、eMMCよりも高速なストレージだ。そのため、ゲームやローカルに保存した動画などの読み込みに差があるのだが、メモリーの多さで差を感じにくくなっている。そのため、この2機種についてはストレージ容量で決めてもいいだろう。

 さて、ベンチマークは3DMarkとGeek Bench 4、AnTuTu Benchmarkを実行した。

3DMARK Sling Shot Extreme/ZenFone 4

Geek Bench 4/ZenFone 4

AnTuTu Benchmark/ZenFone 4

3DMARK Sling Shot Extreme/ZenFone 4 Pro

Geek Bench 4/ZenFone 4 Pro

AnTuTu Benchmark/ZenFone 4 Pro

 以上のように、当然ながらSnapdragon 835を搭載するZenFone 4 Proのスコアが高くなっている。とはいえ、Snapdragon 660のCPU性能は高めであり、3Dグラフィックスの重いゲームタイトルを最高設定で遊ぼうと思わなければ快適。ウェブブラウズに関しては、極端なレスポンスの違いもない。このあたりはメモリーの容量が効いているのもあるが、なんでもそこそこでいいのであれば、ZenFone 4で十分だろう。


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