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高コスパでエンタメ画質、ベンキュー新製品は買いの製品

エンタメ性能にこだわり目にも優しい「EW277HDR」をレビュー

2017年12月08日 11時00分更新

HDRの効果は絶大、映像の印象が変わる

 HDR対応ということで、PS4 ProでHDR対応のゲーム「グランツーリスモSPORT」をプレイしてみた。今回のグランツーリスモは、コースによってさまざまな天候や時間帯が用意されているので、SDRだと明暗が激しいところでは、見づらいこともある。そのためガンマ値を上げたりして暗い部分が見やすいように調整しがちだが、そうなると画面全体が白っぽくなり、映像的にはあまりよろしくない。

 本製品はHDRに対応しているので、ゲームの設定でHDRをオンに。4KではなくてもちゃんとHDRオンになりちゃんとプレイできた。太陽の日差しやヘッドライトの処理など、かなり現実世界に近い表現をしてくれ、暗い部分も黒つぶれしないので、しっかりブレーキポイントも逃さない。スケープスモードで夜の紅葉シーンを表示したが、HDRだと明暗がしっかりと出て、色かぶりもせ自然な仕上がりになる。これなら、ゲームはもちろん、エンタメ作品を鑑賞するときも、より見やすく迫力のある映像を楽しめるだろう。

 ただ、今回PS4 Proでいろいろと試してみたが、本体はHDR出力に対応しているが、アプリ側が対応していないと、HDRモードがオンにならなかった。たとえばAmazonビデオやYoutubeは、HDRに対応しているものの、PS4のアプリではHDRに対応していないため、HDRモードはオンにならない。一方、HDR対応のゲームやNetflixはHDRに対応しているため、HDRがオンになる。この点に関しては、本製品に限ったことではないが、再生環境の出力や使用しているアプリなどによっては、HDRがオンにならないことがあることに注意してほしい。

 なお本製品では、エミュレート機能を搭載し、HDRモードをオンにしておくと、規格外の場合でも、輝度とコントラスト比を自動的に高め、同様の視聴体験を実現できる仕様になっている。そのため、YouTubeのHDR対応のビデオを見ても、コントラストの効いた美しい映像を楽しめる。

↑ゲーム側でHDRモードをオンにすると、自動的にディスプレーもHDRモードに。右下のボタンを押してもオフにならない。また、HDR映像ではなくても、このモードをオンにしておけばHDRのようなコントラストと輝度で表現するエミュレートモードで映像を楽しめる。

環境光に合わせて最適な画質を選べる

 B.I.+も合わせて利用すると、部屋の明るさに合わせて最適な色味、明るさに調整してくれるので、目にも優しい。ゲームに夢中だと、いつの間にか部屋が薄暗くなんて自体もよくあること。自動的に輝度を調整してくれるので、かなりありがたい。また、PCに接続してウェブ閲覧や仕事で文書を書いているときなどは、ブルーライト軽減機能を利用するとさらに目の負担を軽減してくれる。4つのモードを簡単に選択できるので、使用する環境に合わせて選びたい。スマホにテレビにディスプレー。1日の大半液晶画面を見ているだけに、こうしたアイケア機能は、ディスプレー選びの重要なポイントとなる。

↑B.I.+は、ディスプレー下にあるセンサーで光量と感度を計測し調整する。

 こうして2KHDRという斜め上を行く製品を試してみたが、27インチという画面サイズということもあり、HDRの効果とB.I.+機能によりかなり映像がキレイなので、解像度のことはあまり気にならなかった。この画面サイズで無理に4K解像度を求めるよりは、HDR対応したディスプレーを選んだほうが、最新のHDR映像を楽しめるし、価格的にも4KHDR製品より断然安いので、2KHDRでも十分行けると実感。また、ふつうの27インチフルHDディスプレー買うぐらいならHDR対応を選びたい。

 PCもゲームも配信映像もすべてこのディスプレーにおまかせ。4KHDRは高価でハードルが高いと思っている人は、ぜひこの製品を検討してみてほしい。今後、ベンキューには、ほかのフルHD製品にも積極的にHDR対応化してほしい。

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(提供:ベンキュー ジャパン)

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