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ライトアップPCに最適!お手頃価格でオススメなASUSのRyzen対応マザーボード

2017年11月25日 11時00分更新

 AMDのCPU「Ryzen」シリーズは、コア数が多く、録画をしながらゲームをプレイする、レイヤー数の多い動画やイラストの変換など、マルチコアを活用する作業で活躍する。

 8コアを備える製品の中では、最上位の「Ryzen 7 1800X」こそ4万8400円前後とライバルであるインテルの第8世代CPU「Core i7-8700K」(4万4800円前後)よりも割高だ。しかしながら、3万3000円前後の「Ryzen 7 1700」や、3万8500円前後の「Ryzen 7 1700X」は、8コア/16スレッドとしては、お買い得な価格で人気も高い。

 今回はそんなCPUにぴったりなASUS製のゲーム用マザーボード2機種をご紹介したい。

ROG STRIX X370-F GAMING

「ROG STRIX X370-F GAMING」は、AMD X370チップセットを採用したゲーミングマザーボード。上位の「ROG CROSSHAIR VI HERO」の方がオーバークロッカー用のツールなどが充実しているが、基本的な機能は備えており、価格も2万2800円前後とお手頃な値段だ。

 有線LANは実績の高い安心のインテルLANを搭載。ゲームによってネットワーク帯域を最適化する「GameFirst」、動画配信時に視聴者に聞かせたい音声だけを流すなどといった、音声のコントロールやノイズフィルタリグを実現する「Sonic Studio III」といった、ゲーム実況向けの独自機能も光る。

 さらに、PWM/DCを自動検出、低回転時はDCで制御するなど、優れたファンコン機能「Fan Xpert 4」にも対応。冷却ファンとウォーターポンプいずれも常に最適な状態を保てるとしている。

 また、同社独自のLED制御機能「Aura Sync」にも対応。2基のRGB LEDストリップ用ピンヘッダを備え、対応するRGB LEDストリップなどを接続し、PCケース内を自分好みにドレスアップできる。

インターフェースはUSB3.1 Gen2×2(Type-A/Type-C)、USB3.1 Gen1(USB3.0)×6、USB2.0×2、DisplayPort出力、HDMI出力、ギガビットLANなどを備える

「ROG STRIX X370-F GAMING」の主なスペック
ソケットSocket AM4
チップセットAMD X370
フォームファクタATX
対応メモリーDDR4-3200(O.C.)/2666/2400/2133 MHz×4(最大64GB)
拡張スロットPCI Express3.0 x16(2基)、PCI Express2.0 x4/x16、PCI Express2.0 x1(3基)
ストレージSATA3(6Gbps)×8、M.2(type 2242/2260/2280/22110)
サウンドSupremeFX

ROG STRIX B350-F GAMING

 さらに、価格を抑えたいという人には、「ROG STRIX B350-F GAMING」がオススメだ。B350チップセッを採用するため、「ROG STRIX X370-F GAMING」よりもUSB3.1 Gen1の数が少なかったり、SLIに非対応だったりはするが、オーディオ機能、対応メモリー、拡張スロットには差がなく、十分な性能を誇る。

「Aura Sync」にも対応。2基のRGB LEDストリップ用ヘッダも装備し、ライトアップの演出も可能。インテルLANも搭載し、「Fan Xpert 4」も利用できる。

 それでいながら、1万3700円台とかなりお買い得なのも魅力だ。VRヘッドマウントディスプレーや、外部ストレージ、有線ゲームパッドなど、USB3.0をたくさん使いたい、グラボはSLIにしたいなどを求めない限りは、「ROG STRIX B350-F GAMING」と「Ryzen 7 1700」の組み合わせでも、かなり快適なゲーミングPCをつくれるだろう。

インターフェースはUSB3.1 Gen2×2、USB3.1 Gen1(USB3.0)×4、USB2.0×2、DisplayPort出力、HDMI出力ギガビットLANなどを備える

「ROG STRIX B350-F GAMING」の主なスペック
ソケットSocket AM4
チップセットAMD B350
フォームファクタATX
対応メモリーDDR4-3200(O.C.)/2666/2400/2133 MHz×4(最大64GB)
拡張スロットPCI Express3.0 x16(2基)、PCI Express2.0 x4/x16、PCI Express2.0 x1(3基)
ストレージSATA3(6Gbps)×6、M.2(type 2242/2260/2280/22110)
サウンドSupremeFX

 どちらを選ぶかは予算次第だが、どちらもAura Syncに対応するため、対応パーツと組み合わせることで、PCをライトアップして彩ることには向いている。徐々に対応パーツ、周辺機器も増えているので、今からAura Sync対応マザーボードでPCを自作してみてはどうだろうか。

 ASUSは11月19日に行なわれた「AMD FAN DAY FESTIVAL」にて、海外ではすでに発表されているAura Sync対応のミニITXマザーボードの発売を予定していることを発表した。価格や発売時期は、明らかにされていないが、近日発表されることだろう。キューブ型など、やや小型を組んで光らせたい!という人は、こちらを待つのも一興だ。

「AMD FAN DAY FESTIVAL」では、ミニITXの「ROG STRIX X370-I GAMING」と「ROG STRIX B350-I GAMING」を発売することを発表した。いずれも「Aura Sync RGB」対応で、M.2ヒートシンクとPCHヒートシンクで、M.2 SSDとM.2オーディオコンボを上下で挟み込んで冷やす、ユニークな機構も備える

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