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業界の先頭を走り続けた東芝「レグザ」の歴史を振り返る

2017年11月15日 10時00分更新

今後のレグザはどうなるのか?

ちなみに前日の13日、ハイセンスが日本で4Kテレビのハイエンドモデルを発表したばかりだった

ちなみに前日の13日、ハイセンスが日本で4Kテレビのハイエンドモデルを発表したばかりだった

 実は前日の11月13日、ハイセンスジャパンが日本で4Kテレビのハイエンドモデルを発売する、という発表会があり、筆者も参加した。

 その際、発表されたテレビに少し触ってみたのだが、設定項目の数やオンライン機能の充実度など、レグザとは比較にならないほど少なかった。

ハイセンス「HJ65N8000」の映像モード。カスタムも含めて5つ

ハイセンス「HJ65N8000」の映像モード。カスタムも含めて5つ

「レグザ X910」の映像モード。アニメからゲームまで幅広い

「レグザ X910」の映像モード。アニメからゲームまで幅広く、それぞれの精度も高い

 希望としては、ハイセンスの低価格な4Kテレビにレグザの技術が投入されれば、爆発的に売れるような気がする。

 特にゲームモードやアニメモードの技術が少しでも投入されれば話題になるだろう。

 

 一方で、従来のキモ入りだった高機能型テレビが今後開発できるのかどうかがやや心配。全録機能や画質へのこだわりなど、維持できるのか不安が残る。

2016年の発表会で8Kのレグザも参考展示していたが……

2016年の発表会で8Kのレグザも参考展示していたが……

 特に気になるのは8Kテレビ。すでに東芝は開発を進めていたが、8Kに関してはシャープに先行された形となっている。ハイセンスのバックアップで巻き返しができるのか期待したいところだ。

 いずれにしても2018年はサッカーW杯の年。4Kテレビが売れるタイミングでもあるが、その頃にはレグザはハイセンスのブランドとなっている。

 ちょっと寂しいが、新しいレグザがどうなるのか、見守りたい。

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