ファイルメーカーは10月27日、カスタムAppを管理および実行するためのクラウドプラットフォーム、FileMaker Cloudの最新バーション(version 1.16.0)のリリースを発表した。これにより、FileMaker CloudがFileMaker 16プラットフォームの一員となった。
最新バージョンでは、統合、セキュリティー、および開発に関する以下の新機能が提供されている。
「FileMaker Data API(Trial)」
トライアル期間中、FileMaker CloudのRESTベースのFileMaker Data APIを使用して、ほかのアプリケーションおよびサービスでFileMakerのデータを利用できる。
「Tableau Web データコネクタ for FileMaker」
Tableau Web データコネクタ for FileMakerにより、FileMakerデータをよりよく視覚化できる。このコネクターは、FileMaker Data API(Trial)を使用して、Tableau Desktopとの統合を提供する。
「FileMaker Admin API(Trial)」
FileMaker CloudのRESTベースのFileMaker Admin API(Trial)を使用するとカスタム Appの管理が簡単になる。メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、アプリケーションを開いたり閉じたり、そのほかにもさまざまな操作ができる。
「OAuth 2.0のサポート」
外部サーバーアカウント認証を設定することで認証情報の管理を簡素化できる。Amazon、Google、またはMicrosoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerのカスタムAppにログイン可能。
「PDFのサポート」
請求書、ラベル、イベント参加証などのPDFをFileMaker WebDirectで保存および印刷できる。FileMaker WebDirectからFileMaker Proと同じようにPDF出力可能。
なお、FileMaker Cloudは日本、米国、カナダ、ヨーロッパ、およびオーストラリアで利用でき、Amazon Web Services(AWS)クラウド上で稼働する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります