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FileMaker Cloud最新バーション、FileMaker 16プラットフォームの一員に

2017年10月31日 09時00分更新

 ファイルメーカーは10月27日、カスタムAppを管理および実行するためのクラウドプラットフォーム、FileMaker Cloudの最新バーション(version 1.16.0)のリリースを発表した。これにより、FileMaker CloudがFileMaker 16プラットフォームの一員となった。

 最新バージョンでは、統合、セキュリティー、および開発に関する以下の新機能が提供されている。

「FileMaker Data API(Trial)」
 トライアル期間中、FileMaker CloudのRESTベースのFileMaker Data APIを使用して、ほかのアプリケーションおよびサービスでFileMakerのデータを利用できる。

「Tableau Web データコネクタ for FileMaker」
 Tableau Web データコネクタ for FileMakerにより、FileMakerデータをよりよく視覚化できる。このコネクターは、FileMaker Data API(Trial)を使用して、Tableau Desktopとの統合を提供する。

「FileMaker Admin API(Trial)」
 FileMaker CloudのRESTベースのFileMaker Admin API(Trial)を使用するとカスタム Appの管理が簡単になる。メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、アプリケーションを開いたり閉じたり、そのほかにもさまざまな操作ができる。

「OAuth 2.0のサポート」
 外部サーバーアカウント認証を設定することで認証情報の管理を簡素化できる。Amazon、Google、またはMicrosoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerのカスタムAppにログイン可能。

「PDFのサポート」
 請求書、ラベル、イベント参加証などのPDFをFileMaker WebDirectで保存および印刷できる。FileMaker WebDirectからFileMaker Proと同じようにPDF出力可能。

 なお、FileMaker Cloudは日本、米国、カナダ、ヨーロッパ、およびオーストラリアで利用でき、Amazon Web Services(AWS)クラウド上で稼働する。

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