週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

セブンのハロウィン 1万円クオカードもらえる(かも)

2017年10月24日 12時00分更新

 ハロウィンは、ここ数年ですっかり国民的行事になった感があります。さまざまな企業が、ハロウィンを機会に売上や知名度などの向上を図っています。

 Twitterに代表されるSNSも、大事な広告塔です。セブン-イレブンの公式Twitter投票を見てみましょう。

 セブン-イレブンの公式Twitterアカウントをフォローして、4つのセブン-イレブンのハロウィンスイーツから1つを選び、ハッシュタグをつけてツイートすると、抽選で7名に1万円分のクオカードがプレゼントされるというものです(10月30日まで)。賞品が1万円分とはうれしい!

 「アカウントをフォローして、投票してね」というのはよくあるものですが、専用の映像を作り、ハロウィンにちなんだ商品を4つ並べ、なおかつクオカードをプレゼントするという、セブン-イレブンらしいちょっとリッチな仕掛けになっています。ユーザーに投票させるだけでなく、ハッシュタグでツイートをうながすことによって、より情報が拡散していくことが狙えるわけです。

 企業の公式Twitterアカウントを見てみると、「どれがいいか投票してね」「リプライで好きなものを教えてね」的な、ユーザーと1対1で(擬似的に)コミュニケーションするようなツイートが目立ちます。ユーザーの声を直に反映できるだけでなく、「あの企業は親しみやすい」という印象を与えられることにも繋がります。

 Twitter、あるいはSNS発で人気に火がつき、テレビなどの大手メディアが後追いするというケースも増えてきました。シャープやタニタのように、Twitterアカウントそのものが、キャラクター的な人気を得ることもあります。

 その一方で、ただTwitterで広告するだけでは、あまり注目されない時代になってきました。企業の広報担当の方にとっては、未知のチャンスもありつつ、今までと同じやり方はなかなか通用しにくくなっている、難しい時代ともいえるかもしれません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります