ハロウィンは、ここ数年ですっかり国民的行事になった感があります。さまざまな企業が、ハロウィンを機会に売上や知名度などの向上を図っています。
Twitterに代表されるSNSも、大事な広告塔です。セブン-イレブンの公式Twitter投票を見てみましょう。
セブン-イレブンの公式Twitterアカウントをフォローして、4つのセブン-イレブンのハロウィンスイーツから1つを選び、ハッシュタグをつけてツイートすると、抽選で7名に1万円分のクオカードがプレゼントされるというものです(10月30日まで)。賞品が1万円分とはうれしい!
「アカウントをフォローして、投票してね」というのはよくあるものですが、専用の映像を作り、ハロウィンにちなんだ商品を4つ並べ、なおかつクオカードをプレゼントするという、セブン-イレブンらしいちょっとリッチな仕掛けになっています。ユーザーに投票させるだけでなく、ハッシュタグでツイートをうながすことによって、より情報が拡散していくことが狙えるわけです。
企業の公式Twitterアカウントを見てみると、「どれがいいか投票してね」「リプライで好きなものを教えてね」的な、ユーザーと1対1で(擬似的に)コミュニケーションするようなツイートが目立ちます。ユーザーの声を直に反映できるだけでなく、「あの企業は親しみやすい」という印象を与えられることにも繋がります。
Twitter、あるいはSNS発で人気に火がつき、テレビなどの大手メディアが後追いするというケースも増えてきました。シャープやタニタのように、Twitterアカウントそのものが、キャラクター的な人気を得ることもあります。
その一方で、ただTwitterで広告するだけでは、あまり注目されない時代になってきました。企業の広報担当の方にとっては、未知のチャンスもありつつ、今までと同じやり方はなかなか通用しにくくなっている、難しい時代ともいえるかもしれません。
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