今度のXperiaはどうだ? 3Dクリエイターが楽しい「Xperia XZ1」
ドコモの冬モデルとして発表されたソニーモバイルのハイエンドモデル「Xperia XZ1 SO-01K」。これで、3キャリアすべてでリリースされることになる。そして、ドコモ限定モデルの「Xperia XZ1 Compact SO-02K」もラインナップに加わった。これまで、Xperiaシリーズのコンパクトモデルは、サイズを小さくして性能もミドルレンジだったが、今回はXperia XZ1のスペックをそのまま引き継いでいるどころか、インカメラに関してはXperia XZ1 Compactのほうが広角だ。
当記事はXperia XZ1から紹介しよう。スペックを改めてチェックすると、ディスプレーは5.2型(1080×1920ドット)、SoCはSnapdragon 835(2.45GHz+1.9GHz、オクタコア)、メモリー4GB、内蔵ストレージ64GBとハイエンドらしい構成。さらに通信系では、3CA+4×4 MIMOで提供される下り最大788Mbps、10月末からは約480都市で手強される4CAの下り最大644Mbpsという高速通信にも対応する。
そしてXperia XZ1の最大の特徴といえば、3Dクリエイターだ。スマホとしては初搭載となる、人物やモノの3Dモデルを撮影できる機能で、作成したデータは3Dプリントしてフィギュアにしたり、ホーム画面のマチキャラにしたり(ドコモ版限定)、カメラのARエフェクトに取り込んだりと、よりカメラ撮影が楽しくなりそうだ(11月以降のアップデートで対応)。
それでは、Xperia XZ1を見ていこう。
5.2型ディスプレーで横幅は7.3mmなので、男性じゃなくても握りやすそうだ。背面はマットなので、滑りにくくて良い感じ。
よく見るとアンテナのラインが変更になっていることに気がつく。地味な変更点だがデザイン的には良くなった(好みの問題だが)。伝統のシャッターキー、そして指紋認証を兼ねた電源キーは健在。
上部にはキャップレス防水のイヤホンジャックがある。音楽は有線で聴く派にはうれしい。また、下部にはUSB Type-Cの端子があり、こちらもキャップレス防水なので便利。
インカメラも1320万画素と高画質であり、広角なので多人数での自撮り撮影にも向いている。
これは目玉機能の3Dクリエイター。顔の形をスキャンしているところ。モデルは編集部ゆうこば。今回は顔の前半分のみスキャンした。
スキャンしたデータは、このようにアバターに設定したり、3Dプリンターがあるなら立体物にもできる。カメラの楽しみが広がっていく機能だ。
ドコモ「Xperia XZ1」の主なスペック | |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 5.2型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約73×148×7.4mm(最厚部8.1mm) |
重量 | 約156g |
CPU | Snapdragon 835 2.45GHz+1.9GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 8.0 |
最大通信速度 | 下り最大788Mbps |
VoLTE | ○(HD+) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:1920万画素 /イン:1320万画素 |
バッテリー容量 | 2700mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(LTE/3G) | 約420時間/約460時間 |
連続通話時間(LTE/3G) | 約1170分/約990分 |
カラバリ | Moonlit Blue、Warm Silver、Black、Venus Pink |
発売時期 | 11月上旬 |
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