ファーウェイは16日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで発表会を開催。フラグシップ機「HUAWEI Mate 10」「HUAWEI Mate 10 Pro」を発表した。
HUAWEI Mate 10は16:9でWQHD解像度(2560×1440ドット)の5.9型液晶なのに対し、HUAWEI Mate 10 Proは18:9でフルHD+(1080×2160ドット)の6型有機ELを搭載する。
またCPUは、IFA 2017でその存在が公表された「Kirin 970」が採用されている。通常の処理こそスペック上は現行のKirin 960と差はないが、機械学習に特化したNPU(Neural-network Processing Unit)を搭載。画像認識のような得意とする処理において、ライバルのGalaxy Note 8に対して、20倍高速であるとしている。
ネットワーク面では、3波のキャリアアグリゲーション+4×4 MIMO+256QAMの組み合わせで最大1.2Gbpsの通信速度に対応。また、4G+4Gの組み合わせでデュアルSIMデュアルスタンバイに対応する世界初のスマホである点もアピールしている。
カメラはもちろんLeicaのデュアルレンズカメラ。HUAWEI P10 Plusでも採用された「SUMMILUX-H」レンズで、F値はなんと1.6となった。また、Kirin 970の機械学習機能を生かし、撮影時に被写体を認識し、13のシーンの中から最も適切なものを自動で選択して切り替えてくれる。
また、ディスプレーやキーボード、マウスを接続して、PC感覚で利用できる「PC Mode」も用意されている。
HUAWEI Mate 10は年内の国内リリースについても言及されているが、発表会内ではHUAWEI Mate 10 Proの一次出荷国として「Japan」の文字が含まれていた。正式な国内発表を期待しよう!
HUAWEI Mate 10 | HUAWEI Mate 10 Pro | HUAWEI Mate 9 | |
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ディスプレー | 5.9型液晶 | 6型有機EL | 5.9型液晶 |
画面解像度 | 1440×2560ドット | 1080×2160ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 77.8×150.5 ×8.2mm |
74.5×154.2 ×7.9mm |
78.9×156.9 ×7.9mm |
重量 | 186g | 178g | 190g |
CPU | Kirin 970 2.36GHz+1.8GHz (オクタコア) |
Kirin 960 2.4GHz+1.8GHz (オクタコア) |
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内蔵メモリー | 4GB | 4 or 6GB | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB | 64 or 128GB | 64GB |
OS | Android 8.0 | Android 7.0 | |
カメラ画素数 | リア12+20メガ /イン8メガ |
リア12+20メガ /イン8メガ |
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バッテリー容量 | 4000mAh | 4000mAh | 4000mAh |
指紋センサー | ○ | ○ |
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