変更ポイント3
OneDriveのファイルオンデマンド機能で容量を節約
Windows 10の標準クラウドストレージサービス「OneDrive」に、ファイルオンデマンド機能が追加された。ファイル情報は常に同期するが、ファイル本体は必要になるまでダウンロードしないようにする機能だ。ストレージ容量が少ないノートPCなどで便利に使える。
通常は、アイコンにクラウドのマークが付いており、ダウンロードすると白地に緑のチェックマークが付く。右クリックメニューから「このデバイス上で常に保持する」を選んでおけば、強制的に端末内に保持するようになり、アイコンのマークは緑地に白のチェックとなる。
変更ポイント4
「設定」がブラッシュアップし、2項目が追加
設定がさらに使いやすくなり、コントロールパネルの出番が減っている。まず、大項目に「電話」と「Cortana」が追加されている。コルタナの設定はこれまでコルタナの設定ボタンから開いていたので、面倒だしわかりにくかったが、これですっきりした。
機能の項目も増えている。例えば、「デバイスの検索」には「ペンが見つからない」という項目が追加され、「追跡はこちらから」をクリックするとブラウザで場所を確認できる。ペンを最後に使った場所を記録し、地図表示してくれるのだ。そのほか、見にくかったバージョン情報などもブラッシュアップされている。
変更ポイント5
スマートフォンと連携する「電話」機能を搭載
「設定」に新しく追加された「電話」では、iPhoneやAndroid端末を連携できる。スマホに「Continue on PC」アプリをインストールすると、共有メニューからウェブページを飛ばせるようになる。すると、強制的にPCのブラウザーが起動し、ウェブページの続きを閲覧できる。
正直今は、単発の項目にするほどの機能ではないのだが、Windows 10 Mobileが失速した今、iPhoneやAndroidとの連携を強化していくつもりなのかもしれない。
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