家電量販店などが自主ブランドで展開する4K液晶テレビが人気だ。先日、ノジマが発表した55V型「ECS-TU55R」(7万5384円)と49V型「ECS-TU49R」(5万8104円)は、10月7日から予約を開始したが早くも完売。
また、ドン・キホーテは6月、プライベートブランド「情熱価格PLUS」において5万4800円(税別)の4Kテレビを発売。即日完売となる人気だった。現在は第2弾となる「LE-5060TS4K」を10月3日から発売。こちらも人気のようだ。
一方で、大手家電メーカーの50インチクラスの4Kテレビはやはり割高となる。
たとえばLGエレクトロニクスの「49UJ6100」は最安ベースでも8万円前後、東芝の「レグザ 49C310X」やシャープ「AQUOS LC-50U45」は10万円前後だ。ソニーやパナソニックのテレビに至っては、最安でも12万円程度になる。
ただし、メーカーのテレビにはそれぞれ独特の魅力があり、それを踏まえると必ずしも割高とはいえない。そこで、上記のLG、東芝、シャープの4Kテレビを少し詳しく見ていこう。
とにかく多機能なLGの4Kテレビ
たとえばLGのテレビは画面インターフェースに「webOS」を採用。画面の拡大表示など直感的な操作ができるほか、写真&動画アプリや音楽アプリなど、さまざまなアプリが利用可能で、追加導入も可能だ。
そして、USB HDDやネットワーク上の機器などに保存されたコンテンツを再生できるほか、Miracastにも対応しており、スマートフォンの画面を表示することもできる。ここまでの多機能かつ直感的な操作性は大手メーカーならではのものだろう。
家電メーカーのテレビはHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているのも大きなポイントとなる。HDR対応のコンテンツ(ゲームやBlu-ray、ネット動画など)を表示する際に、より細かい明暗差や多くの色彩で表示できる。
LGの場合は「Active HDR」という機能を搭載。HDR 10は1つコンテンツに対してメタデータ(HDR処理に必要な明暗情報や色彩情報)は1つで、これをコンテンツ全体に適用するのが通常だが、Active HDRはフレームごとに処理を変えることでより最適な映像処理を行なう。
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