Cynackは9月27日、VR/ARでの閲覧に最適な3D情報を表記するための最も簡易的な新マークアップ言語「Object Markup Language(OML)」を、技術者向けにオープンフォーマットにて公開したと発表。
OMLは、JSONをベースとしたフォーマットで、現状登録されているCube(立方体)、Cylinder(円柱)、Sphere(球)、Plane(平面)、Text(文字)などの基本的なオブジェクトに加え、音声ファイルや3Dモデルを読み込んでオブジェクトとして使用することが可能となる。それらのオブジェクトにさまざまなプロパティーを追加して、3D空間内での表現の幅を広げることもできるという。
OMLのフォーマットはCynackが主導して、開発者コミュニティーとともにGitHubや公開Trelloボードを使用したオープンな体制で開発していくという。将来的にはJavaScriptなどの言語も追加し、より複雑な処理・表現ができるようにするとしている。
また、Cloud上で動作するチュートリアル開発環境と作成したファイルを閲覧できるViewerも合わせて提供。開発者がいち早く使用感を把握するための環境整備に努めていくという。
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