Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。
Gmailが進化! 文中の住所の自動リンクを
Googleマップと直接連携できるように
グーグルは9月18日から、Gmailの文中の住所や電話番号、メールアドレスを自動リンクし、対応するアプリやサービスが起動する機能を追加しました。
これまでは、Gmailに届いたメール内容の住所をGoogleマップで開くには、いちいち住所をコピー後、Googleマップ側で検索する必要がありました。メール本文の電話番号などに連絡する場合も同様です。
しかし、Gmailもほかのメールアプリと同じく、コピペの不便さから解放されることになりました。この機能はPC版Gmailのほか、iOSやAndroid版アプリ、Inboxのすべてが対応します。
実際に動作を試したところ、スマホだとリンクから通話アプリやマップアプリが開きますし、PCでもEdgeなどブラウザーによっては電話番号をSkypeなどの通話アプリに関連付けることが可能です。今のところ、住所の記述方法やGmailがPC版かアプリ版かなどによって、電話番号や住所がうまく検出されない場合もあります。ですが、それも今後改善されていくでしょう。
ちなみに、iPhoneなどiOS版Gmailアプリなら、メールの住所をGoogleマップで開くことができます。iOS標準のマップアプリではなくGoogleマップを使いたいユーザーにとってはうれしい機能です。
iOS版GmailアプリをとにかくGoogle関連のアプリと関連付けたい場合は、メニューから“設定”→“Google Apps”を選びましょう。住所を開くときにGoogleマップの利用を固定できるほか、URLを開くブラウザーもChromeを指定できます。
なお、今回のアップデートではメール本文中の日時を元に、カレンダーに予定を追加する機能は搭載されませんでした。この点は、iPhoneなどiOSの標準メールアプリなどに追い付いていません。GmailとGoogleカレンダーも併用しているユーザーが多いと思われるだけに、カレンダー管理についても便利な機能追加を期待したいところです。
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