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小型と高音質に特化したハイレゾサブ機

ヘビロテ用の超小型ハイレゾプレーヤー「PAW Pico」に日本版が登場

2017年09月21日 19時45分更新

ポケットサイズのハイレゾプレーヤー「PAW Pico」

 トップウイングサイバーサウンドグループは9月21日、Lotooブランドの小型ハイレゾプレーヤー「PAW Pico JP Edition」を発表した。発売日は9月27日で、価格は2万4840円。

 ヘッドフォン祭りやポタフェスといったイベントで発表されていた小型プレーヤー「PAW Pico」の日本向け特別バージョン。国内導入にあたって、技適マーク取得や音声案内の日本語化といったローカライズがなされた。専用の日本語スマホアプリは日中双方のスタッフにより多大な時間をかけて検証されたという。発売時点での対応はiOSのみで、Android用アプリは年内リリースの予定。

 PAW Picoは192kHz/24bitに対応し、96kHz/24bitまでのPCM音源をネイティブで再生する小型ハイレゾプレーヤー。本体のディスプレーをあえて排し、サブ機としての正確を強めて機動性と音質の両立を図った。搭載するBluetoothはコントロールのみに使用してオーディオ伝送には非対応、音声は3.5mmアンバランスからの出力となる。

 サイズは幅46×奥行き40.8×高さ12.6mm、重量は単3電池と同じ重さの26gで、バッテリーは300mAhのリチウムポリマーで、10時間の再生が可能。消費電力の観点から、DSDはあえてネイティブ対応とはせず、5.6MHzまでをPCM変換で再生する。DACはTIの低消費電力チップ「3105」を採用し、低電力での音質向上を狙ってアナログ・デバイセズのDSP「ADSP-BF706」を搭載した。ストレージは東芝のMLC型 32GB SSD。信頼性と製品寿命の観点から、SDはあえて非搭載としている。

 本体にはGPSモジュールやモーションセンサーを内蔵、付属のバンドを使って、ランニングに使うことができる。

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