デロンギ・ジャパンが、ブラウン史上最強のハンドブレンダーを発表。アボカドの種やコーヒー豆などを粉々にします。10月1日発売。チョッパーモデル(MQ9035X)とフードプロセッサーモデル(MQ9075X)の2種類があります。
ブラウン マルチクイック9 ハンドブレンダー MQ9035X
市場想定価格 1万7880円
10月1日発売予定
デロンギ・ジャパン
http://www.braunhousehold.com/ja-jp/mq9
家電アスキーの盛田 諒(34)です。子育て連載「男子育休に入る」もやっています。わが家の赤ちゃんは6ヵ月になり、離乳食をつくる日々がはじまっています。家ではビタントニオのコードレスハンドブレンダーを便利に使っているのですが、ブラウンから気になるブレンダーが出てきました。一言でいえばパワー系ブレンダーです。
独自開発のドイツ製ハイパワーモーター(500W)が、硬いアボカドの種も約10秒で粉砕します。ねばりの強い大和芋も簡単にとろろ状にできるそうです。
シャフトが上下に伸び縮みする機構「アクティブブレードテクノロジー」を備え、手の力を込めやすくなりました。シャフトに合わせて回転刃も上下に動き、かきまぜられる範囲は従来の2.5倍にアップ。回転刃に備えた小さな刃「ミルブレード」もかきまぜ範囲を16%増やしています。
単純にいうと、回転刃がビョーンと下に伸びることで、ボウルの底まで届き、全体にきちんと混ぜられるようになったということです。回転刃をつつむシャフトは、「パワーベルテクノロジープラス」という、ベルのような形。デザインをみなおし、食材の飛び散りをおさえているそうです。
操作系には、ハンドルのボタンを強く押しこむと刃の回転が速まり、力をゆるめていくと遅くなる回転速度コントロール機能を搭載。食材がつぶれたかなという手ごたえを感じながら、しぜんな感覚で回転速度を変えていけます。アタッチメントの取りはずしはリリースボタンを押すだけの簡単操作。子どものいたずら防止のため、誤作動防止のスイッチロックもついています。
パワーがあることで料理時間も省けるのですが、料理の幅が広がるのが楽しいです。簡単なグラインダー機能があるので、挽き方の細かい調整はできないのですが、近所の店で買ってきたコーヒー豆を挽いてハンドドリップする楽しみも味わえます。
発表会ではハンドブレンダーでアボカドを種ごと砕いてつくったディップを試食したのですが、とてもなめらかで、種が入っているとは感じられませんでした。
おもしろいと思ったのは、牛肩肉(塊)・食パン・生卵・牛乳・ナツメグなどをすべてフードプロセッサーにぶちこみ、ガーッと回して、ハンバーグのたねをつくり、スプーンですくってフライパンでそのまま焼くというお手軽ハンバーグでした。手も汚れないし、ボウルを使う必要もなく、とてもラクで、しかも美味しかったです。
発表会にゲスト出演していたモデルの近藤千尋さんは4ヵ月の赤ちゃんがいるそうで「離乳食づくりに使っていきたい」と話していました。正直言うと離乳食づくりにはデカいしコードがじゃまだしそこまでパワーが必要ないので微妙かと思うのですが、赤ちゃんが大きくなっても使えるので、大は小を兼ねる理論でハイパワーモデルを買うのもありかもしません。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、家事が趣味。0歳児の父をやっています。Facebookでおたより募集中。
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