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唐揚げやラーメンなど北の大地を食べ尽くした!? 「ニコニコ町会議 in 北海道」ほぼ完全レポ

2017年09月20日 16時00分更新

ニコニコ町会議レポート。今回は9月17日に開催の北海道旭川市での様子をお届けする

 9月17日、北海道旭川市にて動画コミュニティーサービス「niconico」の全国ツアー「ニコニコ町会議2017 in 北海道旭川市 北の恵み 食べマルシェ」が行われた。今年で6年目となるイベントで、旭川は応募のあった市町村から選ばれた7ヵ所のうちの5ヵ所目となる。今回も現地を直撃して取材したので、その熱気をレポートしていこう。

北海道の食が味わえる大規模イベントと併催!

 町会議は、毎年ゴールデンウィークに行われるniconicoの一大イベント「ニコニコ超会議」の地方出張版という位置づけだ。毎会場、地元のお祭りとの併催がお約束となっており、旭川では「北の恵み 食べマルシェ」がコラボ相手だ。こちらは旭川や北北海道、旭川の交流都市が参加し、旭川駅前から約1.7kmという長さに渡って店を構えてさまざまなジャンルの「食」が楽しめるイベントとなっている。

食べマルシェの様子。今年は9月16~18日の開催だったが、あいにくの台風18号襲来で18日は中止となってしまった。ちなみに食べマルシェの16、17日の来場者数は速報値で85万6000人(!)とのこと

 町会議は、食べマルシェの通りから徒歩で10分ほどの駐車場にステージやブースを構えていた。少し離れていたため、食べマルシェ目的で来てふらっと見に来た……という一般の方々は少ないように思えたものの、「ニコ厨」(ニコニコが好き過ぎる方々)の集まり具合は半端なく、10時の開場前から駐車場をぐるりと取り囲むほどだった。最終的にはniconicoの公式発表で1万人が集まったとのこと。

 聞けば、道内でのこの手のイベントはそんなに多くないということで、札幌など遠方から来ている方々もちらほらみかけた。同じ道内といっても札幌からは車で2時間以上かかるわけだが、そうした距離をものともせず、朝早くから集まっているところにこのイベントにかける情熱が伝わってきた。過去の4会場と比べると、コスプレイヤーも多く感じた。

会場の様子。コスプレイヤーさんの写真は3ページ目をチェック!

筆者的には、niconico初期から「踊ってみた」動画を上げている「北海道ダンサーズ」の方々が集まっていたのが印象的だった。抽選で当たった来場者がステージで歌える「町歌ってみた」では、「甲賀忍法帖」の後ろで「バジリスクタイム」ネタの踊りを仕込むという、いかにも北海道ダンサーズらしい謎の力の入れようだった

 そんな町会議は、地元ユーザーの「うちに来て!」という応募があって初めて運営が交渉に入る。オープニングでは、町会議のきっかけをつくった「みずはた」さんが登壇し、「本当にめっちゃうれしいです。みなさんがこの1日楽しんでもらえればいいなと思います」と語っていた。ちなみに今回の出演者の中ではセピアさんのファンとのことで、本人に「ご招待いただきありがとうございました」と握手をしてもらいうれしそうな顔を見せていた。

 旭川市長の西川将人氏も登場。「食べマルシェは今年で第8回目のイベントで、昨日から開催しております。旭川市、また北北海道の農産物、畜産物、海産物、郷土料理、そして旭川市と交流がある全国の町からもたくさんのお店を出していただいております。駅前から約1.7kmの間に約300店舗のお店を出していますので、みなさんぜひこちらも足を運んでいただけたらと思います」とアピールしていた。

招致ユーザーのみずはたさんと、旭川市の西川市長

恒例のテープカットを経て、町会議北海道スタートです!

 さて、そんな北海道の町会議で印象に残ったものといえば、やっぱり「食」だった。そもそも町会議の前日、ドグマ風見さんとこーすけさんが食べマルシェを5時間に渡ってレポートする前日番組を実施。さらに当日も現地から生中継とかなり力が入っていた。

 当日のレポーターは、町会議のサブアシスタントMCのまるこさん、可愛いのに食べまくる生主の千野ちゃん、旭川観光大使でフリーアナウンサーの「クミッチェル」こと朝妻久実さんという女性3人。

千野ちゃんといえば、ユーロビート曲「NIGHT OF FIRE」でのパラパラ土俵入りネタが鉄板! 今回も町会議の会場レポートで唐突に披露して、「すごく……素敵だと思いました」とまるこさんを困惑させていた

 最初はオルテックのブースにて、ラム肉を唐揚げにしてしまったという「前坂のジンギスカン唐揚げ」をゲット。千野ちゃん、まるこさんともに口に頬張って「んー!!」と言葉にならないおいしさを堪能。クミッチェルさんは「やわらかい!衣がサクッとしてるんだけど、ビールに合う!」とアナウンサーらしくきちんと感想を伝えていた。なお、残った唐揚げは、有無を言わさず千野ちゃんがお腹に入れていました。

 お次は楓月縁のブースに移動。まるこさんはトリの小肉(せせり)を口にして「やわらかくておいしー」とコメント。千野ちゃんはさつまいもで育てたという和豚を食べて、「脂もしっかり乗ってるのに、あっさりしてて食べやすい!」と感動していた。

 次の放送では、羅亜~麺 加藤屋のホルモン入りラーメン「ホルメン」、天金のこってり醤油ラーメン、旭川大吉ラーメンの酒粕ラーメンとラーメンを堪能。視聴者を存分に羨ましがらせる「飯テロ」の限りを尽くしていた。

笑顔で食べつくす3人! いずれも公式生放送の画面キャプチャーより

さらに市内にある「食事処 館」では、オリジナルメニューの「ニコニコ丼」をつくってもらったとか

 町会議のステージでも、「食」を取り入れたご当地企画「湯切れ!麺投げ」が行なわれていた。麺投げとは、旭川ラーメンを愛するグループ「旭川ラーメンバーズ」が立ち上げた競技。湯切りのざるを使ってゴム製の麺を2mほど離れたどんぶりに向かって投げ、5人2組、1人あたり30秒の持ち時間でどれだけ入れられたかを競う。

 今回はラーメンバーズチーム、niconicoチームが対決。さらに現地を生中継している「ニコニコ生放送」にコメントメーターを用意し、「醤油」「味噌」「塩」「とんこつ」といった好きなラーメンの味をコメントしてもらうと1カウントして、その数が多い方に3ポイントプラスするという特別ルールも設けられた。

ラーメンバーズの方々。旭川ラーメンキッズチアダンス部の女の子たちも駆けつけていた

ラーメンバーズチームのプレー風景。一見簡単そうにも見えるが、これがなかなか入らない! ラーメンバーズの方によればコツは「膝を柔らかくしてスナップを効かせる」とのこと

特にniconicoチームは会場から募ってチームに入った方を除き、百花 繚乱さん、こーすけさん、けいたんさんという出演者3人が入れた数はなんとゼロ!

niconicoチームの1人ぶんとして、チアダンス部の女の子が2人参戦したのだが、麺を投げるラインをどんぶりのすぐそばまで持ってきたり、最終的に手づかみで入れたりとやりたい放題

そんな不正(?)があったにもかかわらず、結果はラーメンバーズチームが12玉、niconicoチームが11玉(8玉+コメントメーター3ポイントぶん)と、ラーメンバーズチームの勝利に終わった

丸1日、北海道の食で盛り上がった町会議。エンディングでは、北の恵み 食べマルシェ実行委員会から木村さんが登壇して、「本部の方で生放送を見ていたのですが、実際に見たら本当に多くの人たちが沢山もりあがってくれてよかったと思います」と語っていた

ラストはいつもの「千本桜」をみんなで大合唱して力を出し尽くし、大団円を迎えた

次の町会議は9月24日、愛知県名古屋市の久屋大通秋祭りにお邪魔します。鉄道でのアクセス性がいいところなので、愛知近県といわず、東京や大阪からもぜひ!


(次ページは出演者のフォトレポートをお届け!)

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