VAIOは、個人向け11.6型ノート「VAIO S11」最新モデルを発表した。店頭モデルの価格はオープンプライスで、店頭想定価格は14万7800円(税別)から。発売日は2017年9月29日。
個人向けカスタマイズモデルの直販価格は10万4800円(税別)からで、受注開始日時は2017年9月21日13時。SIM付きの「VAIO S11 VAIOオリジナルSIMバンドルパッケージ」も用意され、直販価格12万4800円(税別)から販売される。
また、「VAIO S11」の法人向けカスタマイズモデルとして「VAIO Pro PF」も発表された。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は10万9800円(税別)から。受注開始日時は2017年9月21日13時。
「VAIO S11」新モデルは、軽量化、HDMI搭載、デザインのシャープさ、素材感など現行ユーザーからの要望を受け改善したもの。
天面に東レ製UDカーボンを採用することで、マグネシウム合金と同等の強度を保ちながら約30%の軽量化を実現。最薄部は約15mm、重量は約840g(最軽量モデルの場合)となっている。インターフェースとしては、USB 3.0端子×3、アナログRGB端子、HDMI端子、有線LAN(1000BASE-T)を採用した。
静音タイプのキーボード面には、アルマイト染色を施した東陽理化学研究所製フラットアルミパームレストを採用。CTOでは、英語キーボードを選択できる。PC使用中にキーボードに飲み物をこぼした状況を想定した水かけ試験を実施しており、150ccの水を注ぎ、3分間水が浸透し電源ショートが起きないことを確認している(ただし、防水ではない)。
またこの新モデルでは、堅牢性を追求している点も大きな特徴。天面、底面、側面の6面すべての方向から鉄板に落下させる90cm落下試験、150kgfの加圧や電車やトラックで計測したデータに基づく振動を加える加圧振動実験、3点を固定し1点のみ加圧する本体ひねり実験、4つの角すべてで5cmの高さから5000回落下させる角衝撃試験、液晶ディスプレーと本体の間に辺やノートを挟んだまま閉じるペンはさみ試験、液晶ハウジング加圧試験などを実施している。
CTOでは、第7世代Intel Core i7-7500U(2.7GHz)、最大16GBメモリー、容量約1TB/512GBの第3世代ハイスピードプロSSD(PCIe)などを選択可能。
店頭モデルの主なスペック | |||
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型番 | VJS11290111B/S | VJS11290311B/S/T | VJS11290611B/S |
店頭想定価格(税別) | 17万7800円 | 16万2800円 | 14万7800円 |
CPU | Intel Core i5-7200U(2.5GHz) | Intel Core i3-7100U(2.4GHz) | |
メインメモリー | 4GB(最大4GB) | ||
ディスプレー(最大解像度) | 11.6型ワイド(1920×1080ドット)、低反射コート | ||
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 620(CPU内蔵) | ||
ストレージ | 約128GB SSD(SATA) | ||
LTE通信機能 | LTE(バンド1/2/3/4/5/6/7/8/12/13/17/18/19/ 20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41) |
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通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n/ac、MU-MIMO)、Bluetooth 4.1 | ||
インターフェース | USB 3.0端子×3、アナログRGB端子、HDMI端子 | ||
カメラ | 92万画素Webカメラ | ||
カードスロット | SD/SDHC/SDXC対応、UHS-I対応 | ||
SIMタイプ | マイクロSIM | — | |
GPS機能 | GPS、GLONASS | — | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、ステレオマイク、ヘッドセット対応ヘッドホン出力端子 | ||
セキュリティ | 指紋認証、Intel PTT、セキュリティロックスロット | ||
キーボード | 日本語配列、ピッチ:約16.95mm、ストローク:約1.2mm、バックライト付き | ||
本体サイズ/重量 | 約幅283.4×奥行き195.5×高さ15(最厚部17.9)mm | ||
重量 | 約860g | 約845g | 約840g |
バッテリー駆動時間 | 約15.0時間 | 約16.0時間 | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
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