キーごとに色が変えられるライトアップで実用的に
ゲーミングPCの特徴ともいえるのが、ライトアップ機能だ。特にキーボードが光るというのはなかば標準ともいえるものだが、多くの場合実用性は乏しく、あくまでデザイン上のものということがほとんどだ。
これをもう一歩進化させたのが、「GE73VR 7RF Raider」のキーボード。キー1つずつに別の色を設定できるため、ドット絵のように好みのデザインを表示させたり、ゲームなどで使用するキーのガイドなどにも利用できるという実用性がある。
これらの機能はゲーミングデバイスメーカー、SteelSeries社の技術によって実装されているようで、設定は「SteelSeries Engine3」を使用する。もし、マウスやゲームパッドなど他のデバイスでもSteelSeries社の製品を使っているなら、一緒に設定することが可能だ。
かなり細かく設定が可能で、キーの色だけでなくキーバインドや機能、マクロの作成・設定まで、その内容は多岐にわたる。例えば色を見てみよう。個別に自分で設定するのもいいが、まずはテンプレートで変更するのがおすすめだ。
例えば「FPS」を選ぶと、移動で使う「W A S D」キーが赤く、ジャンプやしゃがむといった動作に使う「Z X C」キーが緑になるといったように変化。プレイ中にキーを見失っても色ですぐに判別できるため、とくにゲームに慣れるまではかなり重宝するだろう。
もちろん、虹のような色にしたり、点滅、単色など好みの色に光らせるというのも可能だ。さらに、ゲームと連動してステータスを色で表示するといったことまでできる。かなり楽しめる機能なだけに、好みの表示にカスタマイズするといいだろう。
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