週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

顔認証の“Face ID”に対応

アップルがiPhone X(テン)を発表、11月3日発売で税別11万2800円から

2017年09月13日 05時16分更新

 アップルは9月13日、iPhone X(テン)を発表した。10月27日16時1分予約受付開始で11月3日発売予定。価格は64GB版が税別11万2800円、256GB版が税別12万9800円。キャリア版はドコモ、au、ソフトバンクから発売される。1回の充電によるバッテリー駆動時間はiPhone 7より最大2時間延長され、連続通話時間は最大21時間。Qiのワイヤレス充電に加えて有線での高速充電にも対応する。

 iPhone XはHDR表示に対応する解像度1125×2436ドットの5.8型OLEDディスプレーを採用し、CPUは6コアのA11 BIONIC+M11モーションコプロセッサに進化。GPU性能もA10 Fusionより最大30%高速化している。カラバリはスペースグレイとシルバーを用意。ホームボタン+Touch IDから顔認証のFace IDへと変更されたことが最大のトピックだ。

 フロントのTrueDepthカメラは700万画素で、ドットプロジェクターや赤外線カメラなどが組み合わされ人体検出と顔検出機能“Face ID”に対応する。これまでの生体認証は指紋認証のTouch IDだったが、Face IDは3万以上の目に見えないドットを投射して解析することで顔の精密な深度マップを作成、Apple Payの認証にも利用できる。また、顔の50以上の異なる筋肉の動きを解析して、ユーザーの表情を12種類の“アニ文字”に反映できる。

 1200万画素×2のリアカメラは広角側のF値1.8、望遠側のF値は2.4で、どちらにも光学式の手ぶれ補正機能を搭載する。

mophie wireless charging base(左)と2018年発売予定のAirPowerマット(右)

 Qiのワイヤレス充電機器は「mophie wireless charging base」(税別6980円)に加えて2018年に「AirPowerマット」が登場予定。iPhoneとApple watch、AirPodsをマット上の好きな場所に置くだけで充電可能だ。

「iPhone X」の主なスペック
CPU A11 Bionic
+M11モーションコプロセッサ
ストレージ 64GB/256GB
ディスプレー 5.8型OLED(1125×2436ドット)
生体認証 Face ID
フロントカメラカメラ 700万画素(F2.2)
インカメラ 1200万画素×2(広角:F1.8、望遠:F2.4)
光学式手ぶれ補正
無線LAN IEEE802.11ac MIMO
Bluetooth 5.0
NFC/FeliCa ○/○
防水/防塵 IP67
本体サイズ/重量 70.9×7.7×143.6mm/約174g
予約受付開始日時 2017年10月27日16時1分
発売予定日 2017年11月3日
価格 64GB版:税別11万2800円
256GB版:税別12万9800円

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事