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2つのSIMを使い分けることで公私の区別とコストを削減

VAIO Phone AのDSDS対応が企業にもメリットをもたらす

2017年09月20日 09時00分更新

データ通信はプリペイドタイプという選択

 もう1つDSDSの使い方としてお勧めしたいのが、音声通話とデータ通信を分けること。キャリアと契約したスマホの場合、通話関係の基本プラン+データ通信プランの組み合わせとなり、1回線あたりかなりの維持費がかかってしまう。

 たとえば、ドコモの法人契約の場合、契約方法や利用回線数によって変わってはくるが、「カケホーダイライトプラン」が1700円(税別)、spモードが300円(税別)、「データSパック(2GB)」が3500円(税別)と利用可能データ量を最低にしても月額5500円(税別)。法人の場合は、「ウルトラビジネスシェアパック」や「ビジネスシェアパック」というプランが用意されているので、月にデータ利用可能量を複数回線でシェアすると、1回線あたりのデータ通信料金はもう少し抑えられるかもしれないが、それでもまだ高い。

↑NTTドコモは法人向けにさまざまなデータプランが用意されている。利用する回線数でデータ容量をシェアできるので、一人あたりの使用量と契約数によっては、通常よりはコストを抑えられる。

 そこで、DSDS対応VAIO Phone AとMVNOの活用である。音声通話可能SIMとデータ通信のみのSIMを分けることで、グッと維持費を抑えられるのだ。音声通話付きデータSIMだけでもキャリアに比べれば格安に利用できるが、お勧めはデータSIMをプリペイドタイプにすること。データ使用量は人によっても月によってもまちまちで、毎月一定ではない。使えなかったぶんを翌月に繰り越すタイプのプランもあるが、翌月に繰り越されてもすべて使い切れるとは限らない。つまり無駄が発生してしまうのである。

 プリペイドタイプなら、利用可能データ量を契約期間で使うため、毎月のデータ使用量が違っても関係ない。利用可能データ量がなくなれば、また購入すればよく、月額タイプで利用可能データ量がなくなってしまい、やむなく1GB追加するとなると、かなりの出費になるのに比べれば断然いい。経費の無駄を抑える賢い方法と言えよう。VAIOではプリペイドタイプの「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」も扱っているので、VAIO Phone Aと同時に購入もできる。

↑VAIOではプリペイドタイプの「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」を取り扱っている。「VAIO Pro 11 | mk2」用として用意されているものだが、音声通話付きSIMと組み合わせて使えば通話もデータ通信もできる。

 ちなみに、音声専用SIMというのはMVNOでは取り扱っていない。このため音声通話付きデータSIMを導入することになるが、毎月必ず使い切る容量のプランを選択するといいだろう。たとえば楽天モバイルで法人契約だと「3.1GBプラン」で月額1600円(税別)。VAIO Phone Aでは、データ通信をどちらのSIMで行なうかの設定ができるので、いつでも切り替えられる。使い切るまで月額プランのSIM、使い切ったらプリペイドプランのSIMというような使い方が効率いいだろう。MVNOによっては、通話定額プランも用意されているので、月に利用する通話時間に合わせて選択できる。

↑設定から「SIMカード」をタップすると「モバイルデータ」で使用するSIMを切り替えられる。

 このように、会社で導入するスマホは、DSDS対応の製品を選ぶのが賢い選択だ。VAIO Phone Aなら、デザイン性も高く社員に喜ばれる可能性大。ミドルレンジながら導入コストも抑えられるので、SIM選びと合わせて経費を削る手段の1つとして一考してみてはいかがだろう。

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