ミントをうっかり隅に植えてしまったばかりに家庭菜園のあちこちから生えてきているような勢いで、チョコミントが流行していますね。お世話になっております。アスキー編集部きってのチョコミント好き、モーダル小嶋でございます。
今回食べるのはセブン-イレブンの「もちとろ チョコミント」です。8月29日から全国のセブン-イレブンで発売されており、価格は100円です。
セブン-イレブンは同じく29日、コールド・ストーン・クリーマリーと共同開発した「コールド・ストーン・クリーマリー プレミアムアイスクリームバー ミンティ ミント チョコクランチ」を発売しています。
今年はかき氷シリーズとして「チョコミント氷」もヒットしましたし、セブン-イレブンはチョコミントを愛するコンビニなんだと、そういうことが判明してきているわけですね、はい。チョコミント好きとして大いに応援したいところです。
さて、もちとろ チョコミントは、セブン‐イレブンで初めてという、チョコミント味の和洋折衷スイーツ。外側はもち生地で、中にはミント風味ホイップクリームとチョコチップが入っています。
さっそく食べました。びっくりするほどチョコミントです。とにかくクリーム、ミントホイップですね。ミントの味が濃いのです。とにかく味も香りもしっかりというか、どっしりとミント。
さらにチョコチップの味わいもある。「うわー、チョコミントを食べている!」という充実があります。チョコミント味の大福といえば概ね当たっているでしょう。
ただ、食べにくい。「ホイップクリームを餅で包んだ」ようなお菓子なので、一回かぶりついたら手で持つことはかなり難しくなります。
ところが、チョコミントが好きだけれども、これに関してはどうかなと異を唱える人がいる。編集部のヤング・フレッシュ(26歳)、サンキュー鈴木です。もちとろ チョコミントを見て「見た目がウタマロ石鹸みたいですね」と言い放つ男です。
サンキュー鈴木「チョコミントは好きなのですが、これには物申したい。チョコミントはアイスや飲料のフレーバーであることが多く、後味スッキリなのが魅力。しかしこのミントホイップは舌に残り、ケミカルな印象が強いです。味は良いのですが、ホイップクリームとミント味の相性が疑問です」
なるほど、頷けるところがあります。アイスにしても飲料にしても、冷たいのが普通。そのため、ミントの清涼感がスッと消える後味と相まって、さわやかな気分にさせてくれる。ところがホイップクリームではそうはいかないというわけです。
「ミントチョコはどうなんだ」と言われるかもしれませんが、チョコの中に入っているミントって、ペーストだったり、粒状だったりするわけですね。だからそれほど舌に残らない。しかしもちとろの場合、ほとんどがホイップクリームなので、とにかくクリーム感が強いわけです。口の中に残るというか。
チョコミントが大好きな人には勧められると思いますが、そうでない人にはどうかなと、愛好家の自分としてもちょっと思います。かなり爽快感があるけれども、好き嫌いは分かれるかと。逆に言えば、それだけのインパクトがある一品。チョコミントを愛するなら、絶対に食べておいたほうがいいでしょう。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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