週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

どうせ無保証なんだから魔改造してまえ!

玄人志向とGALAXのコラボブランドは痛VGAに最適!

2017年09月13日 12時00分更新

 筆者も愛用している「クロシコ」製品。「玄人志向」という黒いグラサンをかけた謎の男がパッケージに描かれているアノブランドだ。すごく安くてマニアックなボードなどを世に送り出し、魂はノーブランド的だが製品は一流ブランドという謎多き会社だ。

サングラス男でおなじみの玄人志向製品

 その玄人志向の製品は、電話・FAX・メールサポートは一切ついていない。極限までコストを削減することで、ハイクオリティーな製品をリーズナブルに提供するためだ。「ドMホイホイ」な製品と言ってもいいだろう。実に玄人好みの製品だ。

 そんな玄人志向が、グラボメーカーのGALAXとタッグを組んでリリースしたのが「GALAKURO」だ。オイオイ、ナウなネーミングセンスだなーという突っ込みはさておき、このコラボブランドの位置づけは、「玄人」と「玄人を目指す人」のためのハイエンドブランドだという。

いつものGALAXのパッケージ

 しかもパッケージまでコラボバージョン。GALAXはヤバそうな兄ちゃんが、ジェダイの騎士みたいに深くフードをかぶったヤツだ。しかしコラボモデルは、クロシコのグラサン兄貴が、フードかぶって「ロッキー」か「明日のジョー」みたいな感じになっている。エ・イ・ド・リ・ア~~ンッ! 誰も理解できなかったら、ごめん。

「GALAKURO」では、パッケージがリアル“謎のサングラス男”になっている! 芸が細かい!

パッケージの裏面は日本語で製品の特徴が書かれている。グラボで日本語解説があるパッケージは非常に珍しい

 そのパッケージ裏面で、液体窒素をPCにぶっかけているのが、世界的なオーバークロッカーDuck氏だ。前述の深くフードをかぶった兄貴としてパッケージにも採用されたこともあるナイスガイ! そんなDuck氏が、この製品を使った動画をYoutubeにアップロードしているので、これもチェックしておこう。

光沢のないつや消しの白!
これは簡単にお絵描きできそう!

 いつもは黒光りするカバーにメーカーロゴが描かれているグラボだが、今回リリースされたのは真っ白で何もペイントされていない製品だ。

その真っ白なグラボを見た、アスキーの自作大好き集団“自作虎の巻”ことジサトラメンバーが「これ、色塗ったらおもしろいんじゃね?」と、ぬかしやが…‥いやいや、斬新な意見をおっしゃるので、現物を見たくなった。

「グラボは目立ってナンボ! LED発光に頼らずに存在を主張させるには、もうグラボ自体をペイントするしかない!」と力説するジサトラキタムラ。要は不器用な自分じゃペイントできねーから、お前がやれ! ってことだよな?

 白いグラボは珍しいし、そのままでもいいんじゃね? と思っていたのだが、実際に製品を見てみると、光沢のある白ではなく、つや消しの白だった。これはもう「私を好きな色に塗って」と言っているようなモンだった。

GeForce GTX 1080 Tiを搭載するGALAKUROの「GK-GTX1080Ti-E11GB/WHITE」。ファンやカバーがつや消しの白色。まさに「カモがネギ背負った」状態。これは好きに色を塗れと言っているようなものだ!

 ペイントの腕前だったら、ジサトラメンバーに負けるつもりはない。そこで、キーボードとマウスをスプレー缶とマスキングテープに持ち替えて、白いグラボを俺色に染めることにした。

DIYを駆使していろいろ作ってみた。見た目もすごく速そうでしょ、このグラボ!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります