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どうせ無保証なんだから魔改造してまえ!

玄人志向とGALAXのコラボブランドは痛VGAに最適!

2017年09月13日 12時00分更新

魅せるグラボにするために
一手間加えよう

(6) デカールをパソコンで作るとさらにワンランク上に!

 最近はプラモデルの仕上げに貼るデカールより、サッカーやコンサートの応援で肌に貼るデカール(インスタントタトゥー)の方が有名かも。

今回使ったのはエーワンの「転写シール 白地タイプ」。これでオリジナルのデカールが作れる

デカールに印刷する前に、普通紙に印刷して調子を見てみる

 実はパソコンで自由にデカールが作れる用紙が売られているので、コレを使ってデザインする。このとき、デジカメなどでグラボの写真を撮って、スケールを調整。大きさなどは、写真を元に調整するといい。

レタッチソフトに実際のブツの写真を重ねて、デカールの大きさなどを決めていく

 なおデカールには、下地に白を入れるタイプと、透明タイプがあるので、用途の応じて使い分けるといい。デカールと塗装のなじませ方は、自由にやっていいだろう。ちょっと、自慢げに筆者の鼻がテングになっているが、サンプルを見てもらうことにしよう。

デカール印刷。これをペイントしてある青の帯に合体する。以降は新大阪行きで説明

水をつけて転写。レタッチソフトで大きさはピッタリ!

ラインの斜め部分は筆書きで処理

新大阪行きのできあがりだぜ!

(7) デカールは剥がれやすいので、クリアを塗ってトップコート

クリアーを最後に2、3度吹いてトップコートする

 最後の仕上げは、これまで塗ってきた塗料の上にクリアのトップコートを塗って塗装面を保護する。デカールを使わなかった場合は、トップコートは省略してもOK。トップコートは、これまで塗ってきた水性やアクリル系とおなじクリアを吹く。

 でも「オレって天才じゃね?」というぐらい良くできた作品なら、ちょっと高めのウレタン樹脂系のクリア(1本1500円ぐらい)を拭くといい。通常のアクリルや水性クリアに比べて、塗装面が固く仕上がるので、デカールなどもしっかりガードしてくれる。

 木の目が美しいテーブルなどで表面がツルツルでガラスでも敷いてあるのか? という製品があるが、あれは大体ウレタン樹脂系のニスが塗ってあるもの。なのでウレタン樹脂系のトップコートを吹くと、多少引っかいても塗料が取れないほど固く仕上げられる。

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