週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

災害に備え、省電力かつ長距離に届くLoRaWANネットワークを検証

広域無線通信技術LPWAを防災訓練で実証実験

2017年08月23日 13時30分更新

実証実験のイメージ

 ハタプロは8月21日、NTTドコモおよび三菱地所と共同で防災訓練においてLPWAを用いた広域無線通信の実証実験を行なうと発表した。9月1日に実施される。

 LPWA(Low Power Wide Area)は低出力かつ長距離の通信を実現する無線技術。用途に応じた複数の無線規格の技術開発が進行しており、ハタプロではNTTドコモと共同でLPWAのひとつであるLoRaWANを進めている。

 今回の実証実験は、三菱地所が実施する「第91回 三菱地所総合防災訓練」内で実施されるもので、災害によって通信インフラが使用できなくなった場合を想定、大手町・丸の内・有楽町エリアにてLPWA通信網を確立し、周辺エリアに配置したGPS端末を持った社員の位置を把握する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります