今回はSkype for Businessを中心に紹介したが、メンバーとのコミュニケーション手段はほかにもある。最近企業で導入が進んでいるのがチャットツールだ。参加するメンバーが管理でき、プロジェクトごとに参加メンバーを絞った部屋を作ったり、ほかのアプリ(サービス)と連携したりと、情報交換や進捗情報のやりとりをするのに便利だ。Office 365の「Microsoft Teams」や海外で人気の「Slack」、日本発の「チャットワーク」などがあり、会議や連絡手段と情報共有とでアプリを分けているケースが多い。
このようにコミュニケーションツールやチャットツールを活用することで、メンバーといつでもどこでもつながり、情報の共有が行えることで、テレワーク導入時の不安を解消するとともに仕事の効率化が図られる。オフィスへ帰ってきてから指示して作業、という速度感では現代ビジネスでは取り残されてしまう。常に情報を共有し、指示を出したら即反応してすぐ取り掛かれるぐらいの速度感をもって作業すれば、おのずと働き方改革が進んでいくはずだ。
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