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iPhoneを一眼レフみたいにするアダプターが便利

2017年08月12日 12時00分更新

 iPhoneがあれば一眼レフはいらない……そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。

 いや、実際、iPhoneのカメラは便利ですよ。画質も良い、使い勝手も良い。ただやはり、どうしてもちょっと機能が足りないと思うこともあったりする。

 かといって、SNSへのアップロードや、アプリでの加工などを考えれば、わざわざデジカメで撮影して、iPhoneに移動させるのもそれなりに手間です。もうちょっと、iPhoneのカメラにデジカメのような使い勝手があれば……。

 そんな悩みを解決するかもしれない、「miggo PICTAR ONE iPhone Camera Grip」がアスキーストアに入荷しています。価格は1万3824円

 見ての通り、iPhone(7、6/6s、SE、5/5s/5c、4S)に接続できるカメラグリップです。7 Plus、6s Plus、6 Plusに接続できる「miggo PICTAR ONE Plus」もあります(1万4904円)。

「CONVERT YOUR IPHONE INTO A REAL CAMERA」だそうです

開封すると「FEELS LIKE A REAL CAMERA SHOOTS LIKE A REAL CAMERA」とのこと

 iPhoneの取り付けはアジャスター方式なので、薄型ケースなら付けたままでも使用できます。

 本体にはアクセサリーマウントシューが用意されており、外部LEDライトなどを装着できるほか、底面には三脚穴もそなえられています。まさしく、iPhoneにデジカメのような拡張性も与えられるわけです。

前面。左上にあるのはズームダイヤル

背面。アジャスター式でiPhoneを固定します。左上はアクセサリーシュー

iPhoneを装着するとこんな感じ。レンズ部は覆わない形状で、クリップレンズなどを併用できます

シャッターと2つのホイールを装備

 グリップには、シャッターボタン、ダイヤル×2、ズームホイールを搭載。ただ、グリップを付けたままでは使えないので、専用アプリを使用することになります。

 このアプリが面白いのは、Wi-FiやBluetoothを利用するのではなく、なんとグリップから高周波を出し、iPhoneのマイクで拾って操作するという、かなり斬新な仕組み。

App Storeからダウンロードしましょう

英語ですが、チュートリアルもありますよ

 シャッターボタンの半押しでフォーカスを合わせられるほか、ズームダイヤルで画面を触らずにズームが可能。操作感はデジカメに近くなります。グリップもしっかりしているので、やはり写真が撮りやすくなる印象です。

 2つのホイールはそれぞれモード切替用、露出・シャッタースピードなどの調整用。「オート」「ポートレート」「風景」「スポーツ」「セルフィー」などのプリセットモードを設定できるほか、デジタルフィルターもそなえています(フィルターはアプリ内課金で追加可能)。

 また、オートモードではズーム機能に、マクロモードではフォーカス操作にダイヤルを割り当てる……など、細かいカスタマイズが可能なのもうれしいところ。

ズームダイヤルを回すと……

画面を触らずにズームが可能

ホイールを操作すると……

モードの切替や、ISO感度の調整などができます

 ISOは20〜2000、シャッタースピードは1/2〜1/8000秒の間で調整可能。アスペクト比も1×1/16×9/4×3から選べます。

 バッテリーはリチウム乾電池で、およそ4〜6ヵ月。ネックストラップ、リストストラップ、保護ポーチが付属します。

ネックストラップ、リストストラップ、保護ポーチが付属

 iPhoneで撮影する機会が多い人にはうってつけ。なんちゃってデジカメ風の外見にするだけではなく、アプリを使って写真撮影がラクになるのがとてもすばらしい。ぜひチェックしてみてください。

「miggo PICTAR ONE iPhone Camera Grip」をアスキーストアで購入

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