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バッファロー、10GbE対応の最大64TB法人向けNAS

2017年08月09日 17時00分更新

 バッファローは8月9日、法人向けNAS「テラステーション」の新ラインナップとして、10GbEまでのEthernet規格に対応した6ドライブ搭載デスクトップモデル「TS5610DNシリーズ」および8ドライブ搭載デスクトップモデル「TS5810DNシリーズ」を発表した。8月下旬から順次販売。

 1.7GHzクアッドコアCPU「Annapurna Labs Alpine AL314」を採用し、システムメモリーはECC対応DDR3メモリーを4GB搭載。

 HDDは高速なシリアルATA III 6.0Gbpsドライブを6または8台実装しており、環境や用途に合わせて5つのRAID形式(6/5/10/1/0)を選べる。

 また「高速RAID切替」機能に対応しており、RAID 5の構築も10分程で完了するという。さらに、パリティー計算用のハードウェアエンジン「RAIDアクセラレーター」を搭載し、RAID 6/5構築時のパリティー計算を高速化してくれる。

 HDDとNANDフラッシュ上に「システムファームウェア二重化構造」を採用。HDD上のファームウェアが破損してもNANDフラッシュ上のシステムファームウェアから自動修復してシステムダウンを防ぐという。

 さらに、Cat6またはCat5e規格のLANケーブルが敷設された環境においても「BS-MP20シリーズ」などの2.5/5GBASE-T対応スイッチへ変更することで2.5Gbpsおよび5Gbpsでの通信が可能。

 10GbE環境下におけるTS5810DNシリーズは、同社従来製品の「TS5800DNシリーズ」でおよそ10時間51分掛かっていた3TBのバックアップを7時間50分程で完了できるという。

TS5610DNシリーズ

 TS5610DNシリーズは容量が18TB、24TB、36TBのものを用意、価格は順に30万240円、37万5840円、52万7040円。

TS5810DNシリーズ

 TS5810DNシリーズは容量が32TB、48TB、64TBのものを用意、価格は順に50万5440円、69万9840円、89万4240円。

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