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VAIOで実践、情シスを助けるMDMの導入

まずはモバイルワークから、そのとき気を付けたいたった一つのこと

2017年08月15日 09時00分更新

いつでもデータ削除できるLTE対応マシンが有利

 さらに、ウイルス対策も合わせて導入したい。ランサムウェアが未だ猛威を振るっている今、会社のデータを暗号化されてしまったり、情報が漏えいしてしまったら、企業の信頼性を失ってしまう。Windowsマシンだけでなく、MacOSやiOS、Android OSなどマルチで利用でき、クラウドをベースに最新のウイルスにもすぐ対応できるタイプがオススメだ。

 モバイルワークとして導入するマシンは、いつでもどこでもネットへつながるモバイルPCを選ぶと安心感が高い。例えば「VAIO S11」や法人向けモデルの「VAIO Pro 11 | mk2」といった、SIMを差すだけで通信ができるタイプだ。いつでもどこでも通信ができれば、どこでマシンを紛失したとしても、通信が生きている限りリモートで制御ができる。これが、Wi-Fiのみだと通信できない場所が発生してしまい、社内ネットへのアクセス制限などは掛けられるものの、マシンのリモートロックや重要なデータの削除がすぐに対応できない場合がある。

↑LTE通信ができるモバイルPCなら、MDM管理もさらに容易に。もちろん、モバイルワークとしても威力を発揮できる。

 スマートフォンの場合は、いつでも通信ができるので、万が一のときも対応は迅速に行なえる。Windows 10 Mobileの「VAIO Phone Biz」にしてもAndroidの「VAIO Phone A」にしても、あらかじめインストールされるアプリをMDMやMAMで一発制御でき、初期設定後に自動ダウンロードが可能。またインストールできるアプリも制御できる。会社のアプリやデータは専用アプリでアクセスし、プライベートのものと分けることも可能だから、公私混同せずBYODでもセキュリティ的に安心して使える。

 法人モデルならキッティング作業で、社内で利用しているMDMに登録した状態で、管理用番号などをシールで貼り付けた製品を頼むことが可能だ。これは、情シスが1人だったり総務と兼務という人だったりという企業にとっては、相当に管理者の負担を軽減してくれ、メリットしかない。MDM+セキュリティサービス、「VAIO Pro 11 | mk2」でキッティングを頼むのが、快適なモバイルワークへ近づく第一歩となる。

↑VAIOならMDMへの登録もキッティング作業で行なえ、シールに管理番号+QRコードを印刷したものを貼り付けで出荷もできる。

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