ハタプロは8月2日、小型ガイドロボット「ZUKKU(ズック)」を使った販売促進の実証実験を、伊勢丹新宿本店で8月9日から開催される「デジタルホビーフェス」内で実施すると発表した。
ZUKKUはインタラクティブサイネージ機能を持ち合わせた、手のひらサイズのマーケティング支援ロボット。SIMカードを内蔵し、特殊な設定なしにスイッチ1つで稼働する。プライバシーを侵害しないセキュアな形式でデータを取得・解析し、AIによる自律思考で様々な提案や行動を促進してくれる。
サイネージ機能は後付可能な外部システムで、状況に合わせてリアルタイムに変化する。取得した識別データは同社のクラウド型マーケティング管理システムに蓄積・可視化。同社では将来的に、小売業向けの販売促進パートナーとして売り場の需要予測や販促施策立案したり、広告配信の自動最適化したりできるようにするという。
今回実験導入されるデジタルホビーフェスは、トレンド性・話題性のあるモノ・コトの祭典。小型を活かして主要商品やタッチポイントなどの場所に設置でき、来店客の属性情報を自動集計や顧客分析に基づく商品提案、店頭の混雑状況を把握した人員配置の効率化などをテストするとしている。デジタルホビーフェスは8月9日から8月21日まで。
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