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土産物店などでのオリジナルTシャツ販売がよりオンデマンドに

リコー、衣類に直接印刷できる低価格・小型プリンター「RICOH Ri 100」

2017年08月02日 15時00分更新

「RICOH Ri 100」(仕上機を装着した状態)

 リコーは8月2日、衣類に直接印刷できる小型で低価格なプリンター「RICOH Ri 100」を発表。2017年夏からアジア・中国地域、2017年秋から日本国内で販売する。

 テキスタイル(布地)に直接印刷できる産業用インクジェットプリンターで、とくに少量多品種なTシャツといった衣類を販売する用途向けの製品。リコーでは2016年に米AnaJetを買収するなどしてDTG(Direct to Garment:衣類への直接)印刷技術を向上させ、今後DTGプリンターは戦略商品となると期待している。

リコーが米国などで展開している同種のDTGプリンター「Ri 3000/Ri 6000」の利用シーン

 新製品のRICOH Ri 100は、同社のインクジェット技術とオフィスプリンターの製品開発を踏まえて新たに開発したDTGプリンターで、高画質となめらかな肌触りを両立。従来、プリンターとは別に用意する必要があった仕上機を一体化することで設置スペースを低減するとともに、カセット式Tシャツホルダーを採用するなど簡単な操作を実現。熟練スタッフを確保できない小規模店舗や土産物店でもオリジナルTシャツやトートバックを作成販売できるとしている。

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