週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゼンハイザー、AUDEZE、コルグ、Oriolus

イヤフォンなのに平面駆動型な「AUDEZE LCDi4」やOriolusのセラミックハイブリッド

2017年07月15日 21時00分更新

 イヤフォン&ヘッドフォン体感イベント「ポータブルオーディオフェスティバル2017SPRING&SUMMER 東京・秋葉原」(ポタフェス 2017 夏)が東京・秋葉原のベルサール秋葉原で7月15日に開幕した。3フロアーを貸し切った展示に加え、13のステージイベントも予定されている。主催はポタフェス事務局。入場無料。

ゼンハイザーがaptX対応のネックバンド型Bluetooth

 装着しやすさなどから種類が増えているBluetoothイヤフォン。中でもネックバンド型はファッション性の高さで支持されている。

CX 7.00BT

 ゼンハイザーブースでは、ネックバンド型Bluetoothイヤフォンの新機種「CX 7.00BT」を参考展示。2万円程度の価格で8月ごろの販売を目指している。すでに販売が開始されている「MOMENTUM In-Ear Wireless」はaptXに加え、AACにも対応しているが、この機種はaptXのみになる見込み。

 また2000円程度のエントリーオープン型イヤフォンとして、海外で販売中の「MX365」の国内販売も検討中。参考出品の形でパッケージを展示していた。

インイヤーで平面駆動を楽しめるAUDEZE

 AUDEZEは「LCDi4 in-ears」(with Premium cable)を展示。iSINEに続く、平面駆動式のポータブルイヤフォンで、オープンタイプとなる。ネオジウムマグネットを使用し、インピーダンスは35Ω、再生周波数帯域は5Hz~50kHz、音圧感度は105dB/mW、歪率0.2%以下。重量は片側12g。

LCDi4 in-ears

 同ブランドでは上位となるLCDシリーズのため、すでに販売中のiSINEシリーズよりもかなり上の層を狙っている。税抜で32万8000円と価格もかなりのものだが、中域のエネルギー感があり、平面駆動型らしいフラットな特性はかなり魅力的だった。

Oriolusブースで、Nutube採用アンプの試作機を発見

 コルグブースではNutube関連の展示を発見。小型のヘッドフォンアンプのようにも見える基板が展示されていた。また、OriolusはNuTube搭載アンプも参考展示していた。

コルグブースに展示されていたNutubeと基板;500

 Oriolusはこれ以外にも、開発中のフルバランスポータブルオーディオプレーヤー、プレミアムシリーズのイヤフォンとしてBA2基+ダイナミック+圧電セラミクスという珍しい構成のイヤフォン「JS-211」や、「JS-10」なども参考出品していた。

OriolusのNutube搭載アンプ

試作中というフルブランスポータブルオーディオプレーヤー。左側は銅製筺体になっている

圧電セラミックを使ったという珍しいハイブリッドイヤフォンも展示

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事