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マッチング予測アルゴリズム活用の実証実験を開始

AIがスタートアップと大手企業とのマッチングを予測、Crewwと東大の共同研究

2017年07月14日 13時30分更新

 Crewwは7月14日、東京大学工学系研究科・松尾研究室と共同で実施している、AIを使ったスタートアップ企業と大手企業がマッチングする可能性を予測するためのアルゴリズム研究の一環として、同社のオープンイノベーションプログラムにてマッチング予測アルゴリズム活用の実証実験を始めると発表。実験開始は8月から。

 共同研究では、スタートアップ企業と大手企業の事業提携や、投資市場の活性化に寄与することを目指し、成長しているスタートアップ企業に相関のある因子を分析。解析した因子からスタートアップ企業の将来の成長をAIで推計することを目的としている。

 実証実験では、オープンイノベーションプログラムに対してマッチング予測アルゴリズムを活用し、プログラムをしながら学習させることによって、アルゴリズムの精度をさらに高めるのを目指すという。

 Crewwは将来的に、AI活用でスタートアップ企業と大手企業のマッチング精度を極限まで高めることで、スタートアップ投資市場の活性化を図り、日本における新規ビジネスの創出を狙うとしている。

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