トーモのiPhoneでも人気の高いスマホケース「RAKUNI」と言えば、こだわりの素材とデザイン、そして使い勝手のよさが特徴です。とはいえ、iPhone向け製品であったため、多くのAndroidユーザーはその魅力を体験できませんでした。
そんな中、ついに「RAKUNI Leather Case with Strap for Xperia XZ、Xperia XZs」が発売となりました。製造パートナーとして多くのスマホアクセサリーを製造するディーフを迎えたことにより、ソニーモバイルの認定プログラム「Made for Xperia」も取得しているようです。そこで、Xperia XZユーザーとしてRAKUNIの使い勝手をチェックしてみました。
カラーバリエーションは3色
カードケース機能とストラップが便利
iPhone向けのRAKUNIにはさまざまな素材や色のバリエーションがありますが、今回発表されたXperia XZ/XZs向けの商品には3種類のカラーバリエーションが用意されています。いずれも表面部分は本革を採用しており、それぞれ「ストーン」「ブリックオレンジ」「チョークブルー」となります。
比べてみると、ブリックオレンジは赤レンガのような濃さでいわゆる「革製品」っぽさが目立ちますが、ほか2色はツートンになっており、モダンな雰囲気が漂っています。また、背面の留め具を外すと、ポイントカードホルダーや簡単な財布、名刺入れとして利用できます。
また、ストラップが付いているのもRAKUNIのポイントです。Xperiaは国内で人気のAndroidスマホではありますが、まだまだ国内需要も高い「ストラップホール」が付いていないが弱点。同じ弱点を抱えるiPhoneケースを元になっているからこそ、フォローできたという感じですね。
「Xperia XZs」と「Xperia XZ」に対応
RGBC-IRセンサーにも干渉しない
ケース内側はポリカーボネート製でしっとりとしています。Xperia本体を装着したとき、しっかりととめることができるでしょう。
また、さすが「Made for Xperia」と言うべきは、Xperia XZ/XZsともに用意されている右側面の電源・指紋、音量、カメラキーはキチンと押せますし、背面はカメラはもちろんXZから搭載されたRGBC-IRセンサー、フラッシュ、レーザーAF用センサーの部分もキチンと切り抜かれています。
残念なのは、純正の充電台が基本的に使えないところ。手持ちの充電台用アダプターの中で最も幅が広い「60B」を使った場合、留め具を外した状態でムリをすれば充電できましたが、そうするとフタの部分がジャマになりますし、何よりケースが傷ついたりうまく端子にささらない可能性があるのでオススメできません。
FeliCaアンテナが正面にあるからこそ
背面に「Suica」を入れて使える!?
ここで少し試してみたくなったのが「背面のカードケースにSuicaなどを入れるとどうなるか」。Xperia XZ/XZsは筐体の材質の関係上、おサイフケータイ用のFeliCa/NFCアンテナが正面に配置されています。そのため、背面はがら空きですので、理論上はRAKUNIのカードケースにSuicaなどを入れても使用できるはずです。
そこで実使用シーンを想定して、RAKUNIの各ポケットにSuicaカードを入れて、編集部の自動販売機で反応するか試してみました。なお、決済するサービスの種類を間違えたり、リーダー/ライターによってはFeliCaアンテナとカードどちらも反応してエラーが出る可能性があるので、その点はお気をつけください。
結果的に、すべての場所や条件で同じ結果が得られるわけではありませんが、カードホルダーのフタとなる部分に入れるのが最も使い勝手がいいと分かりました。
ゲームセンターのアーケード用の会員カードなど、実はまだおサイフケータイ化されていないFeliCaカードは少なからずあります。そんなおサイフケータイの弱点を補うためにRAKUNIを使う、というのは意外にいいかもしれません。
気になるお値段は各色5918円でAmazon.co.jpなどで発売中。その他、ECサイトなどでも販売予定とのことですが、現状ではソニーモバイル公認ストアの「Xperiaカバーストア」での取り扱いはありません。Xperia XZおよびXZsユーザーの方はぜひチェックしてみてください。
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