日本HPは6月20日、業務用3Dプリンター「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」を用いた3Dプリンティング事業を展開すると発表した。
同社の3Dプリント技術「HP Jet Fusion テクノロジー」は、同社のサーマルインクジェット技術を応用した積層型造形で、最大30×40cmの造形エリアを面として一度に造形することで、一般的な3Dプリンターと比べて最大10倍もの造形速度を持つ。また、ボクセル(立体単位)ごとに色や機械的特性の異なるようにも造形できるなど、幅広い応用が可能な特長を持つ。
プロトタイプ試作に適した「HP Jet Fusion 3D 3200 プリンター」に加えて小規模ロット生産にも利用できる「HP Jet Fusion 3D 4200 Printerプリンター」の2モデルを用意。HP Jet Fusion 3D 4200は8月の発売を予定しており、価格は約3800万円から(保守・サービス・据え付けなどの費用別)。HP Jet Fusion 3D 4200の11月頃の発売を予定している。
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