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e☆イヤホンとAuglamourがコラボした日本限定モデル「AUGLAMOUR R8-J」

5000円切る限定イヤフォン「R8-J」は魅力の高解像度サウンド

2017年06月17日 19時00分更新

 e☆イヤホンは6月16日、人気モデル「AUGLAMOUR(オーグラマー) R8」の日本限定モデル「AUGLAMOUR R8-J(ブラック)」の取り扱いを開始した。6月18日(日)に主催する「ポタフェス2017愛知・名古屋」での展示・販売も実施する。

高解像度系の緻密なサウンド、しかも付属品が充実

 AUGLAMOUR R8は、製品の質感、音質、そして機能性(ケーブル交換への対応)などを持ちながら、4000円台の安価な価格ということで1万5000台を超える販売台数を達成したモデル。R8-Jではこれをベースとしつつ、日本のユーザーに向け「筐体の改良」「新技術の採用」「サウンドチューニング」の3点に注力したモデルだという。

金属筐体の質感も美しい、ダイナミックイヤフォン

ケーブル交換が可能。耳にぐっと押し込むと高音質に聴ける。

 長時間のリスニングに配慮し、イヤホン筐体のステムの角度を見直した。さらに筐体内のエアフローを最適化するために前部にポート(空気穴)を追加し、かつフィルターによって気流調整する。搭載ドライバーも見直し、PPS(ポリフェニレンスルファイド)素材の振動膜を採用した。結果、歪みにつながる減衰振動が少なく、中音域の解像度が高く、まろやかな音色になったという。

ノズルの角度がR8とR8-Jで異なる

 ダイナミックドライバーの直径は10mm。インピーダンスは16Ω(±15%)で、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は105dB(1kHz)。ツインツイストケーブルの長さは120cmで、ケーブル交換(2ピン)にも対応する。販売価格は4980円。

 実際にサウンドを確かめると、高域~中域をきれいに聴かせるバランスで、音の粒が細かく緻密に情報を伝える。低域は十分に出ているが表現は控えめであるため、ロックやジャズを迫力ある臨場感で伝えるというよりは、小編成の室内楽や器楽曲といったソースを、録音した空間をしっかりと表現しながら伝えていく能力が高いという印象だ。クラシックではバイオリンなど弦の質感、ジャズでは金管楽器のハリなどがいい。シンプルなアコースティック系の伴奏で歌うボーカル曲なども、声のニュアンスがしっかりと伝わるため適している。

付属品も充実している

 装着感の面では、イヤピースの先端~筐体までがが少し長めなので、耳の奥にぐっと押し込む必要がある。本体にはシリコンイヤーチップのほかに、スポンジタイプのイヤーチップが付属。また耳掛け用のシリコンカバーやペリカン風のハードケースなども付属しており、価格を考えるとかなり充実した付属品構成だ。

ポタフェス2017愛知・名古屋も開催

 合わせて同社はポタフェス2017愛知・名古屋(ポータブルオーディオフェスティバル2017 SPRING&SUMMER愛知・名古屋)の詳細に関しても発表した。カスタムIEMを含む、海外/国内106ブランド以上が出展するイベントで、開催時間は6月18日の11:00~18:00、場所は名古屋市中区栄のナディアパーク デザインホール。

 主な出展としては、S'NEXTがQuestyle(クエスタイル)ブランドがフルディスクリート純A級アンプ搭載のQP1Rの後継機「QP2R」を特別展示。フランスのIEMブランドEarsonics(イヤソニックス)がユニバーサル型IEM「EM6 V2」(6ドライバー 高域×2 中域×2 低域×2)と「VELVET V2」(3ドライバー 高域×1 中域×1 低域×1)を参考展示する。また、アユートが6月16日に国内発表した、Astell&Kernブランドの「A&ultima SP1000」(実売約50万円の超高級プレーヤー)も国内初披露するとのこと。

A&ultima SP1000

Questyle QP2R

VELVET V2

EM6 V2

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