エプソンのAR型スマートグラス「MOVERIO BT-300」
そんな、ARに関する疑問に応えてくれる存在が、エプソンのスマートグラス「MOVERIO BT-300」だ。「MOVERIO BT-300」はARを実現可能なデバイスで、シースルーのメガネ型ディスプレイを採用している点が特長だ。大画面映像に集中しつつ、周辺の状況も見られるというわけだ。
「MOVERIO BT-300」は、高精細なシリコンOLED(有機EL)ディスプレイが魅力で、このおかげで屋内だけでなく、公園のど真ん中でアニメを見るなんてこともできる。文字情報だけを表示してみるととてもサイバーな気分にもなれる。ビジネスの面では、先に触れたように、他人からはどんな情報が表示されているのかは分からない点は、セキュリティー上のメリットといえるだろう。
VRとの大きな違いは、「MOVERIO BT-300」では、シースルーのシリコンOLED(有機EL)ディスプレイを通して現実の世界がそのまま見えていることだ。例えば、好きな動画を見ている最中にノドが渇いて、テーブルの上に置いてあるコップを手に取ることを想像してみるといい。VRでは視界が覆われているため、いったん取り外さないと手に取るのは難しい。一方、周囲の現実世界が常に見えている「MOVERIO BT-300」なら、普段通りコップに手を伸ばして飲めばいいだけだ。
「MOVERIO BT-300」の操作はメガネ型ディスプレイと有線でつながったコントローラーで行なう。ただし常に手に持っている必要はなく、ハンズフリー状態で動画などを視聴できる点もポイントだ。このコントローラーはちょうどポケットなどに入るサイズで持ち運びやすく、「MOVERIO BT-300」を装着中にジャマに感じることは意外と少ないのだ。
液晶ディスプレイに指で触れて操作するスマートフォンやタブレットは、手が疲れてもその仕組み上常に手に持ち続ける必要がある。しかし「MOVERIO BT-300」の場合、コントローラーから手を離しても、スマートグラス本体で映像コンテンツを視聴し続けられるため、手が疲れにくい上にくつろげる姿勢をとりやすい。
不安そうななつばさ先生と、別の意味で感じていそうな赤池氏!?
アスキーのゆるふわ担当気味であるつばさ先生。しかし、さらに上にいくゆるふわかつ変態性がチラホラ見え隠れする赤池氏を前に、何かと苦戦していたが、次回はより踏み込んだ話になる予定だ。
(提供:エプソン販売)
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