みなさん、こんにちは。ASCII(週刊アスキー+ASCII.jp)編集部の吉田ヒロでございます。さて本日深夜26時(6月6日2時)から、米国・サンノゼにてWWDCが開催されますよ。
もちろんASCIIでは、このWWDCの基調講演を見ながらのニコニコ生放送を6月5日25時(6月6日深夜1時)から放映します。ワタクシも半年ぶりぐらいにニコ生に登場しますので、みなさんぜひ見てください。
WWDCとは、Worldwide Developers Conferenceのことで、抽選で選ばれた世界中の開発者と一部の選別されたメディアが集まるイベント。ここ数年は、macOS、iOS、watchOS、tvOSなど、MacやiPhone、Apple Watch、Apple TVなどのOSの新バージョンのプレビューと開発者向けベータ版の配布。また、新OSに向けてアップルが取り組んでいる新技術、新API、新サービスの概要などをうかがい知ることができます。
なおここ数年は、一般に情報が公開されるのは基調講演で語られたことのみですが、実際にはアップルにデベロッパー登録すればWWDC期間中に開催されるほとんどのセッションのビデオやサンプルコードを見ることができます。
毎年恒例ではないですが、WWDCの基調講演で新製品が発表されることもあります。前述したように基調講演の会場には開発者が数多く集まっているので、新製品が発表されるとしたら開発者に関係があるプロダクトになると思われます。
噂レベルで該当するものといえば、各種コントロールや情報の取得などを音声で実行できる、Siriを搭載したスピーカーですね。この音声認識+人工知能分野では、アップルはアマゾンやグーグルの後塵を拝している状態ですので、開発者の興味を惹きつけるためにもアップルもそろそろ参入すべきかと思います。最近、アップルの発表でワクワクすることって正直ないですからね〜。
個人的に期待が高まるのは、Kaby Lake搭載の新MacBookシリーです。とはいえ、こちらはSkylakeからのマイナーアップデートなのでわざわざ基調講演で発表することはないかと。MacBook Proの現行ラインアップの一部が搭載するTouch BarについてはすでにAPIが公開されているので、いまさら開発者の前で披露してもあまり引きがないかもしれません。発表されるとしたら、開発者が「これは買わないと!」と思わせるテクノロジーが搭載されている必要がありますね。Kaby Lake搭載程度なら、WWDCの基調講演終了後に新モデルのプレスリリースをこっそり全世界に配信して終わりいう流れでしょうね。
10.5インチのiPad Proについても噂にのぼっていますね。こちらは基調講演で発表される可能性はあるでしょう。すでにアップルがプレスリリースを出していますが、米国では6月5日(日本時間では6月6日)にiPad用のSwiftのプログラミング学習環境である「Swift Playgrounds」のバージョン1.5が公開されます。Swift Playgrounds 1.5では、LEGOやSpheroなどの学習向けロボットのコントロールが可能になり、キッズ向けのプログラミングでの活用が期待されます。WWDCで10.5インチのiPad Proが披露されるとしたら、この絡みでしょう。
大事なことなんでもう一度いいますが、ASCIIではこのWWDCの基調講演を見ながらのニコニコ生放送を6月5日25時(6月6日深夜1時)から放映します。ワタクシも半年ぶりぐらいにニコ生に登場しますので、みなさんぜひ見てください。生放送に出られる数少ない機会なので、老体にむち打ってワタクシは頑張ります。
予約は↓コチラから
さらにASCIIでは、深夜の番組の生放送を見逃した方のために、日本時間の6月6日正午からこばQ&つばさによる「米Apple発表おさらい会【WWDC 2017】」も放映します。こちらもぜひチェックしてください。
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