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「東京おもちゃショー2017」で注目のオモチャはコレだ! 「日本おもちゃ大賞 2017」発表

2017年05月30日 17時00分更新

「日本おもちゃ大賞2017」」の受賞製品の担当者

「日本おもちゃ大賞2017」」の受賞製品の担当者

 日本玩具協会は5月30日、6月1日から4日(一般公開は3日と4日)まで開催される「東京おもちゃショー2017」の記者発表会および「日本おもちゃ大賞2017」の発表・授賞式を行なった。

おもちゃショーの概要

 東京おもちゃショー2017は東京ビッグサイト東1~3ホールで行なわれる。一般公開日の入場は無料だ。今年は東京ビッグサイトの改修工事のためステージイベントは行なわれないが、商談日2万人、一般日14万人、合わせて16万人の来場を見込んでいる。

 それに先立って発表されたおもちゃ大賞は今年で10回目となる。大賞は7部門があり、それぞれ受賞製品が発表された。

ボーイズ・トイ部門
「ベイブレードバースト新シリーズ」

男子向け玩具はタカラトミー「ベイブレードバースト新シリーズ」が受賞。担当者は「目標は世界大会を開きたい」とのこと

ガールズ・トイ部門
「ラブあみボンボンメーカー」

女子向け玩具はアガツマ「ラブあみボンボンメーカー」が受賞。ボンボンやタッセルを簡単に作れ、毛糸や羊毛フェルトなども使える。担当者は「(作った作品を)親子や友だちと交換して多くの人たちと楽しんでほしい」とのこと

コミュニケーション・トイ部門
「地球まるごとすごろく」

複数人で楽しむ玩具はメガハウスの「地球まるごとすごろく」が受賞。球体のすごろくで、担当者は「子供たちが地球を旅しているような気分で楽しめるように開発中」だという

エディケーショナル・トイ部門
「にほんご えいご 二語文も!アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX」

教育系玩具はセガトイズ「にほんご えいご 二語文も!アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX」が受賞。従来から高い評価を受けていた「ことばずかん」を大幅リニューアルして二語文に対応させた

共遊玩具部門
「くみたてDIY はしるぞっ! ねじねじアンパンマンごう」

耳や目など体が不自由な子供も含め、万人が楽しめる玩具はセガトイズ「くみたてDIY はしるぞっ! ねじねじアンパンマンごう」が受賞。担当者いわく「工具を楽しく玩具として遊べる商品になっている」という

イノベイティブ・トイ部門
「蒸気がシュッシュッ!トーマスセット」

革新的な玩具としてタカラトミー「蒸気がシュッシュッ!トーマスセット」が大賞を受賞。超音波により煙突から煙(水蒸気)が出るプラレールで、特許を取得しているという

ハイターゲット・トイ部門
「FORMANIA EX【フォルマニアEX】v(ニュー)ガンダム」

大人などに向けた玩具としては、バンダイの「FORMANIA EX【フォルマニアEX】v(ニュー)ガンダム」が受賞。本格的なディスプレイモデルであるFORMANIA EXシリーズの第一弾製品ということで、今後製品を展開していくという

 このほかに、「前年度 ヒット・セールス賞」と「特別賞」も発表された。前年度 ヒット・セールス賞は2016年度に最も消費者に支持された製品に与えられる賞で、今回はバンダイの「変身ベルト DXゲーマドライバー」が受賞した。

「変身ベルト DXゲーマドライバー」を腰に巻き付けて登壇した担当者

 ちなみにこの賞は毎年バンダイが定石になっているとのことで、賞状を渡した同協会会長でタカラトミー代表取締役会長の富山幹太郎氏は「今年は他の会社もクリスマスシーズンがんばっていただきたい」と述べた。

 特別賞には長年女の子に愛されている2つの人形ブランドが受賞。1つはタカラトミー「リカちゃん」、もう1つはパイロットインキ「メルちゃん」となった。

特別賞を受賞したタカラトミー「リカちゃん」。担当者は「50周年の節目に特別賞をいただきありがとうございます」とし、「常に時代に合った商品開発をしていきたい」と語った

もう1つの特別賞はパイロットインキ「メルちゃん」。同社のインク技術を応用し、お湯をかけると髪の色が変わるという人形。25年前に発売され、今では男の子も遊んでくれるようになったそうだ

訂正とお詫び:初出時、一部箇所に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2017年05月31日)

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