オーディオ ストラップは、頭の後ろにある調節ダイヤルで、奥行きの幅を調節できる。装着する際は、まず調節ダイヤルで奥行きを広めに設定しておき、ヘッドセット部分に顔を当てて(眼鏡を使用している人は、眼鏡を入れてながら)から、ストラップを被り、調節ダイヤルを絞って頭に固定する。ストラップは、左右のバックル部分で稼働するため、簡単に頭に当てられる。さらに、調節ダイヤルで頭にフィットするまで、しっかりと幅を絞り込めるので、かなりフィット感がある。
頭を締め付けると痛いのでは?という疑問も浮かぶかと思うが、ストラップの頭が当たる部分は、柔らかいクッションが備わっているため、優しく包み込まれピタっとくっつくといった印象。ストラップの形状はOculus Riftに近いが、柔らかいクッションがある点で、後発のオーディオ ストラップの方がフィット感が高い。また、上下で挟み込み幅を調節して締め付ける方法は、PlayStation VRに近いが、頭の後ろを支える部分の広さはオーディオ ストラップの方があるため、長時間使用した際の疲労度は、オーディオ ストラップの方が少ないように感じた。
また、イヤホン部分は、先行するOculus Riftの付属イヤホンに近い形で、軽く押し込むとカチッと耳にフィットする形で軽く固定され、ピタっとくっつき、とても快適だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう