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Shure、AKG、そして新進デンマークブランドなど

Lightning接続に注目して、ヘッドフォン祭を歩いてみた

2017年04月29日 23時30分更新

 iPhone 7以降、iPhoneで気軽に音楽を聴くとなると、Bluetoothが主流になりつつあるのだが、最近意外と増えてきたのがLightning接続だ。

 これまでは2~3万円と高価な機種しかなく、ちょっとかさばる感じのものも多かったのだが、大手メーカーの製品なども含めて割といい製品が目についた。まとめて紹介しよう。

 まずはShureから。5月下旬発売予定の「RMCE-LTG」はLightning端子にShureのイヤフォンを直結するためのケーブルだ。ケーブルの途中にリモコンのような形状のDACとアンプがある。MMCX端子対応、マイクもこだわっている感じである。価格は1万1800円。

ShureのイヤフォンをLightning接続できるケーブル

 次にAKG。Nシリーズに「N20LT」という機種が追加されたばかり。実売価格は1万5000円で比較的手軽な印象だ。AKG製イヤフォンでLightning接続対応は初とのこと。高性能7mm径ダイナミック・ドライバー採用で、Apple製品対応3ボタンリモコンを搭載する。

 ちなみにAKGのNシリーズ用として、N40などに使えるリケーブルも参考展示されていた。2.5mm4極端子などもあり、バランス駆動する際に使える。価格は1万5000円程度になる見込みとのこと。

 最後に北欧スカンジナビアデザインを体現したデンマークのLIBRATONE。

 デザイン重視のおしゃれブランドかと思ったが、価格が結構高め。「Q ADAPT LIGHTNING IN EAR」は2万3000円強の価格設定だ。聞くとLightning接続に加え、ノイズキャンセリング、さらに周囲の音を聴ける「CityMix」という機能まで持つ多機能モデルとのこと。

Q ADAPT LIGHTNING IN EAR

 まだ日本では認知が浅いが、ヨーロッパでは認知度が高いそうで、世界共通価格にしているのも特徴的だ。これからが楽しみなブランドだ。

オンイヤータイプもある

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